ほうれん草 は 離乳食 初期から取り入れることのできる食材のひとつです。ですが、離乳食のスタートに悩むご両親も多いようです。離乳食とは「食べる練習」です。赤ちゃんにとって食事の時間が楽しくなるようにしましょう。
今回は、離乳食で初期から使用できるほうれん草についてご紹介いたします。
ほうれん草で離乳食 ~離乳食に最適な野菜「ほうれん草」~
おすすめ離乳食レシピ(生後5~6ヶ月)
この時期は離乳食から栄養をとるということよりも母乳やミルク以外の食材に少しづつ慣れるということが目的です。
まだ歯が生えていない赤ちゃんにとっては、母乳やミルク以外の食材を食べるのは一苦労です。
そのため使用する食材は全てペースト状にする作業が必要です。食べられる食材も限られているので食べさせる前に確認しましょう。
ほうれん草は離乳食初期から使用できる食材ですがアレルギーを起こす場合もあるので食べさせる際はひとさじから始めましょう。離乳食の回数は1日1回です。
とろとろほうれん草のおすすめ離乳食レシピ
新鮮なほうれん草(葉の部分のみ)をよく洗って沸騰したお湯で茹でます。茹でたほうれん草を水に浸し灰汁抜きします。細かく刻んで裏ごしをして完成です。
このほうれん草のペーストをおかゆに混ぜたり、白湯でといたりして使用します。一度に沢山作り小分け冷凍することがおすすめです。
おすすめ離乳食レシピ(生後7~8ヶ月)
この時期になると骨の成長に必要なタンパク質やカルシウムを徐々に増やすと良いでしょう。
ハイハイをしたり、つかまり立ちをしたりと活動的になってくるため、離乳食の量も少し増やします。
また、5、6カ月の頃は食材に慣れさせるのに対し、7、8カ月になると離乳食の回数を1日2回に増やして食事のリズムをつけてゆきます。
ほうれん草はカルシウムも豊富に含んでいる野菜なので、積極的にとっていきましょう。
この時期になるとペースト状ではなくみじん切り程の大きさで歯茎でつぶせる硬さの物を食べさせることができます。
シラスとほうれん草粥のおすすめ離乳食レシピ
ほうれん草の葉先は柔らかくなるまで茹でてみじん切りにします。シラスは湯通しをして塩抜きし7倍粥と混ぜ合わせて完成です。
食材の食感などを楽しんで食べられるようになります。また、ほうれん草独特の癖をお粥に混ぜることにより消すことができます。
おすすめ離乳食レシピ(生後9~11ヶ月)
この時期になると母乳やミルクからの栄養が減ってきて鉄分が不足しがちになります。
ほうれん草は鉄分も豊富に含んでいます。食事の回数も1日3回にして朝・昼・夕とリズムを付けていきましょう。
いろいろなものを触ったり口に入れたりと興味を持つ時期でもあるので、このころからつかみ食べを実践してもよいと思います。
上手につかんで口に運ぶ赤ちゃんもいれば投げてしまう赤ちゃんもいます。汚れてもよい服をきて床には新聞紙などを敷くとストレス軽減になります。
個人差はありますが前歯も生えそろってくるので前歯で噛んで食べれるような茹でたスティック野菜もおすすめです。ほんの少しの味付けもできるようになるので味のバリエーションが広がります。
ほうれん草とにんじんの混ぜおにぎり
ほうれん草は茹でてみじん切りにします。にんじんは茹でてすりおろします。柔らかく炊いた白米にほうれん草とにんじんと少しお塩を振って直径2センチほどのボール状に握れば完成です。
普段スプーンで食べていた白米がおにぎり状になることでマンネリしてくる離乳食も楽しく食べてくれるでしょう。
おすすめ離乳食レシピ(生後12~18ヶ月)
離乳食も後期になります。この時期は母乳やミルクではなく栄養を食事中心で摂るようになるためバランスが大事になってきます。
一日の食事のリズムも安定してきて、食材の好き嫌いもはっきりしてくる頃です。
嫌いなものも上手に調理して食べさせてあげましょう。ほうれん草は青臭くて嫌いというお子様にはチーズと調理すると食べやすくなりおすすめです。
ツナとほうれん草のポテトグラタン
じゃかいも・ほうれん草を小さく切り、茹でます。ホワイトソースと牛乳を火にかけて茹でた野菜とシーチキンを加えて温めます。できた具を器に盛って粉チーズを振りオーブンで焼いたら完成です。
ほうれん草のくせを乳製品がうまくカバーしてくれるので沢山食べてくれると思います。大人の食べ物よりは味付けを薄味で作るとこがおすすめです。
まとめ
ほうれん草で離乳食 ~離乳食に最適な野菜「ほうれん草」~
おすすめ離乳食レシピ(生後5~6ヶ月)
おすすめ離乳食レシピ(生後7~8ヶ月)
おすすめ離乳食レシピ(生後9~11ヶ月)
おすすめ離乳食レシピ(生後12~18ヶ月)