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アドラー心理学の発展的理解が称讃と批判に

yu-ko

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adora-shinrigaku hihan

批判 もある アドラー心理学 ですが、実践するには深い知識が必要なようです。

アルフレッド・アドラー心理学の認知度が上がっています。テレビ番組でも放送され、アドラー心理学の理解を具体化した本が異例の売り上げ部数を記録しています。

本が売れるということは称賛され共感されている証拠である一方で、批判も相次いでいます。その本当のところを調べてみました。


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アドラー心理学の発展的理解が称讃と批判に


- 目次 -

  • アドラーは多くの書物を残していないからこそ多様な理解に
  • 批判の対象となった本は「嫌われる勇気」でしょう
  • 子育てに教科書はなく、すべては参考書です
  • 言動は自分自身の責任です
  • アドラー心理学を伝え広めたいから、批判も称讃も生まれます

アドラーは多くの書物を残していないからこそ多様な理解に

アドラーは内科医から軍医として、後に児童相談所を創り子どものケアやカウンセリング、教育分野にも貢献しました。

その時からアドラーの心理学はだれにでもわかりやすく受け入れられてきました。

一方であまり多くの著作を残しておらず、弟子も少なかったことから普遍的理解となっていき、アドラー心理学の考え方はさまざまな形で発展的な理解を深めていったのです。


批判の対象となった本は「嫌われる勇気」でしょう

昨今称讃とともに批判の対象となったのは、おそらく岸見一郎さんの著作「嫌われる勇気」でしょう。奥ゆかしい日本人からしてみればこのタイトルは衝撃的なものです。

たとえ出版業界のマーケティング上必要だったとしても、これは手に取って読んでみたくなる一方で、読む前から身構えてしまうような強烈なタイトルです。

タイトルだけを理解するなら「嫌われても気にしない勇気を持つ」というイメージですが、実際アドラー心理学はそのようなことを伝えたいのではなく、対人関係は人間を一生悩ませる課題であるからこそ他人から嫌われないようにするために生きるのではなく、自分の考え方やスタイルに躊躇せず勇気を持とう、という内容です。

ここに批判がわきあがる理由は、全ての人間に当てはまるものでなかったり、ヒトの心の状態が強い場合には非常に合点が行くのにそうでない場合は全く納得できなかったり、これもまたアドラーの心理学の通り、ヒトの捉え方は人それぞれであることが理由のようです。


子育てに教科書はなく、すべては参考書です

アドラーの心理学は大人だけでなく子育てにも深く影響を与えます。子どもの育て方がわからないのはすべての親の一生の課題です。

一人一人違う子どもたちに、統一した子育ての方法などはないからでしょう。

とはいえアドラーの心理学は、無理して頑張って追い詰められていく日本人には心の休息となる考え方を示しており、非常に参考になります。

読み終えた内容のうちのいくつかをわが子に対して実践してみると、自分も子どもも「幸せ」という方向にベクトルが変わることを実感するため、アドラーの心理学を発展的に解釈した本を教科書のように使いたくなりますが、それは危険です。

賛否両論の理由の1つは、世の中には多面的に対応すべき事柄がたくさんある、ということも忘れてはならないからです。

「人に認められなくていい」「期待にこたえなくていい」をすべてにおいて一方的に実践すれば、企業の組織は形成できるか、子どもにしつけをしなくていいのか、多面的には問題となります。


言動は自分自身の責任です

参考としてアドラー心理学を解釈した書籍や読み物を理解するのはよいことですが、自分が子どもに対して言い、行った態度は、その時のアナタや子どもの心の状態は教科書には書いていないでしょうから、自分の責任となります。

こう考えると、やはり相手が自分の事をどうして嫌うのかを考えながらも、そんな相手と上手く対峙していくための個人心理をきちんと持つ勇気が必要であり、その上で子どもと接すべきことに気付くはずです。


アドラー心理学を伝え広めたいから、批判も称讃も生まれます

ヒトはヒトと関係して生きていきます。だからこそ多様な解釈や極端な思い込みも生まれてきます。

面白いことに、アドラー心理学そのものに批判の声はあまり集まっていないのです。

アドラー心理学は英語で書かれているものですから、直接原文を読むのは我々日本人にとって難しいかもしれません。

また翻訳本もニュアンスが原文と完全一致することは至難の業ですから、納得できない表現に批判が集まることもあるでしょう。

しかし皆アドラー心理学を伝え広めたくて研究を深め、わかりやすい著作を出版したいという信念であることに間違いはないのです。

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まとめ

アドラー心理学の発展的理解が称讃と批判に
アドラーは多くの書物を残していないからこそ多様な理解に
批判の対象となった本は「嫌われる勇気」でしょう
子育てに教科書はなく、すべては参考書です
言動は自分自身の責任です
アドラー心理学を伝え広めたいから、批判も称讃も生まれます

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Filed Under: 子育ての悩み Tagged With: アドラー心理学, 批判

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