子育てがひと段落して、久しぶりの社会復帰となるアルバイトでは、履歴書を書くことも久しぶりで緊張するものです。子どもを抱えての アルバイト の 履歴書 は、一般の方の履歴書とは違い、いくつか注意したい点があります。
子育てママの久しぶりのアルバイト、履歴書の書き方とは
- 目次 -
しっかりと履歴書をつくることが第一歩
アルバイトの面接は、基本的に履歴書を面接官が確認しながら行うことが多いです。したがって事前に履歴書をしっかりと準備しておくことが大切です。
履歴書をきちんとつくっておけば、面接で何を聞かれても落ち着いて対応ができます。経歴の欄などは偽りなくしっかりと記入することはもちろんですが、子育て中のママにとって、もっとも重要になる項目は「自己PR」と「志望動機」です。
自己PRは自分を売り込む気持ちで
子育て中は仕事から離れていたブランクの時期になりますので、いざ社会復帰を決めたとしても不安を抱える方は多いでしょう。自分のPRを書くことを躊躇してしまう方もいるかもしれません。
しかし自己PRを魅力的に書くことができれば、子どもを抱えているといった不利な環境ものりこえることができるかもしれません。上手な自己PRを心がけて書いてみましょう。
自分の経験を知ってもらう
まずは出産前にどういった仕事をしてきたのか、自分が自信を持てる仕事について書いてみましょう。そして出産後に子どもを育てながら行ってきたことにも言及してみます。
例えば幼稚園や小学校で引き受けた役員の仕事について、自治会などで引き受けた仕事、参加してきたボランティアの仕事等でも十分なアピールになります。
子育てに忙しくて、それ以外の活動ができなかった方の場合も、子育てそのものがアピールポイントにもなります。子どもを育てることで学んだこと、その経験をどういったことに生かせるのかを考えて書いてみましょう。
さまざまな自分の経験から、希望する仕事に対してどういった貢献ができるのか、また仕事をこなせる自信があることをしっかりアピールします。
志望動機もきちんと書くことを心がける
今まで経験してきた職種とは違った業種の場合は、なぜこの仕事を選んだのかを応募先は知りたがるものです。その場合は応募した職種に関する自分の関心の高さをアピールすると良いでしょう。
経験のない仕事だからこそ、やる気があふれていることを主張してみましょう。その上で、なぜ興味を持っているのか、なぜ仕事に希望したのかを説明するようにします。
勤務時間が魅力だった場合はその旨もきちんと書いておく
子どものお迎えの時間に間に合う勤務時間であったり、自宅から近いことが志望動機の場合もあります。その場合も志望動機にきちんと書いておいた方が良いでしょう。
面接でも質問される項目ではありますが、履歴書にも明記しておきます。応募先は勤務可能時間について、はっきりとした答えを求めています。
またアルバイトの採用で応募先が気にする点は、すぐに辞めない長く勤めてくれる人材であるかどうかです。応募先が希望する勤務時間が自分に合っているということは、大きなアピールポイントにもなりますので、正直に書きましょう。
その他、書いておきたいこと
自分の生活スタイルは、ある程度応募先にも知らせる必要があります。子どものお迎えの時間や学校からの帰宅時間、その時間までには帰宅したいことなど自分の生活環境を知ってもらうことで、こちらの希望を伝えることにもなります。
また子どもが小さな場合は、緊急時の預け先の有無は相手先にとっても必要な情報ですので、履歴書にも書いておくと安心です。
仕事へ復帰することへの強い気持ちを伝えるように
子育て中に仕事への復帰を決めるためには、強い覚悟の気持ちが必要だったはずです。自分のそういった仕事への情熱が伝わるように心をこめて履歴書を書きましょう。
あまりにあれこれと詰め込みすぎた履歴書も良くありませんが、空白が多い履歴書では熱意が伝わりにくいものです。履歴書は時間をかけてでもしっかりと空白を埋めるように書くことで、大きなアピールになります。
まとめ
子育てママの久しぶりのアルバイト、履歴書の書き方とは
しっかりと履歴書をつくることが第一歩
自己PRは自分を売り込む気持ちで
自分の経験を知ってもらう
志望動機もきちんと書くことを心がける
勤務時間が魅力だった場合はその旨もきちんと書いておく
その他、書いておきたいこと
仕事へ復帰することへの強い気持ちを伝えるように