アルバイトを採用してもらう際の履歴書の書き方はその人自身をあらわす大きな役割を果たします。アルバイトでの履歴書は何度も読み返すものではないため、第一印象が大切となるため、見てすぐに理解できるように分かりやすい書き方が重要となります。
今回は アルバイト での 履歴書 の 書き方 について紹介します。
あなたの印象を良くするアルバイトでの履歴書の書き方とは?(前編)
「書は人なり」を意識して!
日本では古来より「書は人なり」という言葉が使われています。これは中国前漢時代末期の成都(現在の四川省)文学者・哲学者である揚雄(ようゆう)が言った「書は心の画」からきた言葉と考えられています。
「書(文字の形態や文章の構成)は人の内心を源とする思想や情感・修養(知識を高め、品性を磨き、自己の人格形成に努めること)・品徳(品:ものの善し悪しによって分けられる等級、品格。徳:社会的に価値のある性質)などの精神境界を外在に表現するものである」という意味を持つそうです。
文字や文章にはそれを書いた人の内面があらわれるということです。アルバイトの採用面接において面接官である雇い主は、初対面である人を履歴書の書き方でかなりの比重で第一印象を決めていると言えるでしょう。
文字を書くことが苦手な人も、相手には丁寧に書いているか否かということはきちんと伝わります。誤字脱字があった場合は修正液などで直すのではなく、改めて新しい履歴書を使うことが理想的です。できる限り丁寧に書いたものであればきちんと誠意は伝わるでしょう。
過去のアルバイト経験は書くべき?
アルバイトでの履歴書の書き方の中でも過去の仕事経験をどの程度記入するべきなのかという点はとても悩みます。就職活動や転職活動の場合は、アルバイトやパートの経験は職歴欄には書かないものです。
しかしアルバイトの場合は過去のさまざまな職種経験を雇い主に伝えることができて採用基準が良い方向に大きく左右することも考えられます。過去のアルバイト経験を無記入にすると履歴書上では空白期間ができてしまいます。
雇い主によっては「遊んでいる期間が長くて仕事に対する意欲がないかもしれない」と勝手な想像をかき立てる可能性もあります。
ただし短期間のアルバイト経験をいくつもつづられることで「一つの仕事を長く続けられない=忍耐力が乏しい」と判断されてしまう可能性もあるため書き方には注意が必要です。
もし複数の短期間のアルバイト経験がある場合は「勉強のためいろいろな職種のアルバイトを経験」や「学業に影響がないように短期間のアルバイトだけを選択」などのような表現を用いると良いでしょう。
まとめ
あなたの印象を良くするアルバイトの履歴書の書き方とは?(前編)
「書は人なり」を意識して!
過去のアルバイト経験は書くべき?