「特別なノート術などで差をつける中学生の勉強の仕方とは?(前編)」では、テスト勉強のために有効的なノートの作り方をご紹介いたしました。後編では、忙しい学生生活のなかでいかに勉強時間を捻出するのか、また睡眠時間と記憶力の関係性についてご紹介いたします。
今回は、 中学生 が有効的に時間を使い、効果を発揮できる 勉強の仕方 についてご説明いたします。
特別なノート術などで差をつける中学生の勉強の仕方とは?(後編)
勉強時間の捻出方法
中学生や高校生になると部活で下校時間が遅くなる上に塾など習いごともあって、改めて勉強のために毎日2、3時間程度時間を作ろうと思うと非常に難しくなります。
しかしどんなに忙しくてもゲームをしたり携帯電話をいじったりする時間は毎日作ることができているようです。それはなぜでしょう。それはやりたいことかやりたくないことかの違いでしょう。唯一ゆっくりできる時間に誰だって勉強をしたいとは思わないでしょう。
でも中学生以降はこういった点で成績にも差が出てくるのです。だからと言ってゲームや携帯をやってはいけないと言えばまた反抗的な態度で逃げ出すでしょう。
もちろんテスト前や受験前にはゲームや携帯の使用時間を決めたり、誘惑に負けないために勉強中は自分の近くに携帯電話を置かないなどのルール付けは必要です。
ではこの忙しい毎日の中でどのようにして勉強時間を捻出するのでしょうか。誰でも1日の中では知らず知らずのうちに無駄に過ごしてしまっている時間があります。それを見つけ出して勉強時間として有効活用するということなのです。
例えばドライヤーをかけている時間やトイレに入っている時間などです。学習資料を目の前の壁に貼っておけば、ドライヤーをかけながら、またトイレに入りながらのほんの数分ですが勉強時間を捻出できるのです。
たった1日であれば数分かもしれません。しかしそれをルーチン化することで1週間、1ヶ月ではたくさんの勉強時間が捻出できるようになります。
そしていつの間にか時間的にも負担にならない勉強習慣がつくという一石二鳥な勉強の仕方なのです。じっくりと机に向かって勉強する時間を少なくしたい子やテスト数日前の貴重な時間も有効的に勉強できる方法です。
睡眠は最も大事!寝る前に暗記を!
小学生の頃とは異なり中学生になると教科も増えて複雑かつ難しくなって覚えることも大幅に増えることで勉強はやってもやっても限りなく感じます。そのような中で「寝る時間を割いてまで勉強したのに全然テストができなかった」と感じたことがある人も少なくないと思います。
テスト直前になると覚える量の多さや不安から寝る間も惜しんで勉強したことは誰にでも一度はあると思います。しかしその勉強の仕方は間違っているのです。寝不足は学習能力を低下させるだけです。十分な睡眠こそが学力向上を望めるのです。
ある教育機関が調査を行ったところ睡眠時間が数分でも少なくなればなるほどテストの点数が悪かったり成績が悪くなるという結果が出されています。
また勉強する上で記憶力というものはとても重要です。たくさん覚えたにも関わらず、次から次へと記憶したものが忘れられているという経験はあると思います。
記憶するということはその場で覚えるだけでなく脳に定着する必要があるのです。記憶力を定着させるためには睡眠はとても重要なのです。
「勉強(記憶)する→睡眠する→記憶したものをテストする」というように睡眠を間に入れることで、睡眠中に脳にしっかりと記憶が定着するということが実証されています。そういったことから暗記が必要となる勉強は寝る直前にすることが最も効率的な勉強の仕方となるのです。
まとめ
特別なノート術などで差をつける中学生の勉強の仕方とは?(後編)
勉強時間の捻出方法
睡眠は最も大事!寝る前に暗記を!