大学受験の勉強はいくらやっても自信が持てないと思う人も多いと思います。しかしだからといって長々と勉強することが良い方法とはいえません。いかに計画的に集中力を持った勉強法を進めるかによって脳への定着も全く変わってくるようです。
今回は 大学受験 における 勉強法 について紹介します。
がむしゃら勉強法は大学受験には向かない5つの理由(前編)
計画性を持とう!
大学受験の勉強は果てしなく長く続きます。ただひたすらにダラダラと時間をかけてやる勉強は身につきにくいものです。人は40分を過ぎると少しずつ集中力が欠け始めて、限界は約50分と言われています。
ゲームや長電話など好きなことをしている時には時間さえも忘れるくらいやり続けることができます。しかししっかりとやる気を持って取り組まなければできないような勉強は集中力の限界の時間を意識して取り組んだ勉強法の方が効率が良いのです。
またセンター試験などは1教科60分以上の時間配分になっています。受験勉強をする場合もこの時間を意識して、長い時間での集中力を欠くことがないように途中深呼吸したり目を閉じるなど脳の切り替えができるようにトレーニングしておくと良いでしょう。
「ここがポイント!」勉強法 ~歴史版~
大学受験の勉強の中でも覚える情報量が多いものといえば歴史です。闇雲に問題集に取り組んでも歴史に関しては記憶の定着はしにくいといえるでしょう。歴史は全時代が範囲となるため、まず全体的な時代の流れをきちんと把握する必要があります。
最初から時代の順を追って覚え始めるやり方では、近代に取り掛かったころには古代の記憶がほとんど薄れているということもあり得ます。まずはざっくりと時代の順番とその時代の偉人、いわゆる権力者を覚えましょう。
この基礎知識をきちんと記憶し続けておくことで、その後情報の肉づけがしやすくなります。あまり歴史が好きではない人は歴史マンガから入ることをお勧めします。
嫌いな人にとっては文字の羅列は頭に入りにくいものです。マンガでは代表的な戦や最も有名な人物名に的を絞ってまとめ上げられているため大まかな流れをつかむためにはとても良い方法になります。
「ここがポイント!」勉強法 ~数学版~
次は苦手意識の強い人が多い数学です。やはり数学は何よりも問題に慣れることが先決です。過去問題や受験対策用の問題集を何度も繰り返しやることが良いでしょう。一般的な問題集よりも過去問題を解くことで受験用の問題の出し方に慣れる訓練ができます。
複雑な文章問題になるといくら考えても全く鉛筆が進まない場合があります。考えるということは訓練の一環になりますが、その一問に何十分も悩み続けることは苦手意識を高めるだけになってしまうのでお勧めできません。
5分から10分程度考えても一向に分からない場合は解答を確認してしっかりと理解できるまで繰り返し解いてみましょう。
また数学嫌いな人はテキストや参考書を購入する場合、解答ページをきちんと確認しましょう。なぜこのような解答に導かれたのかというプロセスが読み取れる解答でないと、同じような内容の別の問題が出された場合自分で解く力がつかないからです。
しっかりと脳に定着させるためにも十分理解できるようにしっかりと説明が書かれた解答がある問題集を購入しましょう。
大学受験は1点が命取りになります。特に数学は本番の焦りからケアレスミスが多くなることが考えられます。自分が自信を持ってできる問題は確実に点数が取れるように慎重に解答しましょう。
まとめ
がむしゃら勉強法は大学受験には向かない5つの理由(前編)
計画性を持とう!
「ここがポイント!」勉強法 ~歴史版~
「ここがポイント!」勉強法 ~数学版~