「がむしゃら勉強法は大学受験には向かない5つの理由(前編)」では、歴史と数学の勉強ポイントをご紹介いたしました。後編では、国語の勉強ポイントをご紹介いたします。
大学受験 を成功させる 勉強法 は、ただがむしゃらに勉強することではありません。健康管理や生活時間の見直しも大切となります。
がむしゃら勉強法は大学受験には向かない5つの理由(後編)
「ここがポイント!」勉強法 ~国語版~
次に国語です。現代文の中で長文問題は解答キーワードの見つけ出しに慣れることです。長文問題にダラダラと時間をかけすぎてしまうということは大学受験では命取りとなります。長文をしっかりと理解するまで読む前にまず先に問題に目をとおしておくと良いでしょう。
問題を意識しながら長文を読むことで時間と手間に無駄が出ません。「国語は数学などと違って、問題となる長文のどこかに解答があるから簡単」という人もいます。
問題の長文を読み取り違わなければ間違いようのないものということなのです。大学受験では覚える情報量も多いためできる限り効率よく自分に合った勉強法を見つけ出すことが受験を乗り越える1つの大きな手段と言えるでしょう。
上手な休憩の取り方で集中力にも差が出る?!
現代では丸1日携帯電話やスマートフォンを触らないということはなかなか難しいことでしょう。
しかし受験勉強中はせっかくの休憩時間にスマートフォンでインターネットやゲームをすることで交感神経を刺激してしまい脳が興奮状態になってしまうため結果的に全く休憩できていない状態になってしまいます。
このように自分にとって楽しいと思える刺激は興奮状態を抑えることが難しくなり止めたくてもなかなか止められないというデメリットがあります。
大学受験はその後の人生を決める大きな岐路とも言えます。集中力を持った勉強法に取り組みたい場合は、脳をリラックスさせる休憩を定期的に挟むようにしましょう。上手な休憩の取り方とはしっかりと脳と目を休めるということです。
テレビを見てしまうと意識をとらわれて集中してしまうので、できる限り何も見ないという姿勢を取るために目を閉じていることが理想的です。
20分程度であれば仮眠することも良いでしょう。20分以上眠ってしまうと逆に脳が起き上がるまでに時間がかかってしまい逆効果です。仮眠を取る場合はきちんと時間を決めて目覚ましをかけることをお勧めします。
また大学受験の勉強を夜中にする人たちは多いと思います。しかし実際受験が行われる時間は朝から日中にあたる時間です。夜型集中の形を早めの段階で朝方集中に変えるよう1日の睡眠・勉強スケジュールを意識して計画的な勉強法をお勧めします。
まとめ
がむしゃら勉強法は大学受験には向かない5つの理由(後編)
「ここがポイント!」勉強法 ~国語版~
上手な休憩の取り方で集中力にも差が出る?!