大学入学を機に親元を離れて生活をする人たちは親からの仕送りだけで生活することは中々難しい現実があるようです。実家生活をしている大学生の多くもアルバイトを経験しているようです。
大学生がアルバイトをすることは単純に「自由になるお金が欲しい」という理由だけではないようです。
今回は 大学生 の バイト 事情について紹介します。
アルバイトなしでは厳しい大学生の生活事情?(前編)
大学生のアルバイト事情とは?
大手人材派遣会社による20代大学生を対象とした(大学生の金銭・仕事事情に関する調査)によると、27,6%は「アルバイトをしたくない、アルバイトはしない」と回答していますが、それ以外の人たちは「何らかのアルバイトを希望している」と答えています。
しかしこの結果を大学の学年ごとに見てみると「アルバイトをしたくない、アルバイトはしない」と回答した人が1・2年生では18%から19%程度のものが、3年生では28,5%、4年生では36,5%と大幅に数字が上昇しています。
やはり大学生活の中でも下学年の時には大学生活の中でも時間的余裕があるものの、3・4年生になると卒業準備に加え、最も時間を割く就職活動が始まるためにアルバイトに費やす時間的余裕がなくなるということが最も多い理由のようです。
大学生 アルバイト人気ランキング
ある求人情報を管轄する企業が行った調査では、大学生に人気のあるアルバイトでは1位:塾講師、家庭教師、2位:ファミレス・居酒屋などの飲食店スタッフ、3位:スーパー・コンビニなどの販売スタッフだそうです。
人気の理由として1位:塾講師は「時給が高い」ということが一番のようです。そのほかに「自分の生徒の成績が上がったり、希望の学校に合格することで達成感が味わえる」なども大きいようです。
それ以外人気ランキングでは4位:日雇いの短期バイト、5位:イベントスタッフと、週や月ごとの稼働日が決まっておらず登録制で仕事が発生した時に月に数回稼働日があるというスタイルのものも人気のようです。
これは「ある程度のお金は稼ぎたいが大学生活に影響が出るのは嫌」という理由が多いようです。そして「週2回から3回(47%)で1日に4時間から5時間(23,2%)働く」くらいの頻度と時間が理想的と考える人が多いようです。
時給・月収事情は?
ある企業の調査では大学生のアルバイトでの時給は1位:900円から1,000円未満(27,1%)、2位:800円から900円未満(22,7%)、3位:1,000円から1,100円未満(18,1%)という金額の順番になっていて全国平均では974円となっています。
これは人気ランキングの1位でもある塾講師の中でもより単価が高い個人指導の塾が増えたことにより時給も上がってきているようです。
また1ヶ月のアルバイト支給額について、1位:3万円から5万円(33,3%)、2位:3万円未満(28,4%)、3位:5万円から7万円(20,9%)となっています。
多くの大学生が「アルバイト代は多いに越したことはない」と考えているようです。しかし働き過ぎると課税対象になるということに加え、アルバイト漬けになってしまうと学業に支障をきたしたり就職活動が難しくなるという事情から稼働日や稼働時間で調整をしているようです。
まとめ
アルバイトなしでは厳しい大学生の生活事情?(前編)
大学生のアルバイト事情とは?
大学生 アルバイト人気ランキング
時給・月収事情は?