大学生になったらやってみたいことの上位には「アルバイト」が入ります。もちろん遊ぶお金や旅行に行く費用などが理由の大半ですが、社会を知り、仕事という現実を知るためにはいい経験です。
勉強するけどバイトもしてみたい 大学生 の バイト 平均 はどのくらいでしょうか。
勉強するけどバイトもしたい。大学生のバイト平均は?
大学生がバイトをする理由
高校生までは大学受験という大きな目標に向かって勉学に勤しんでいたため、アルバイト経験がない人も多いと思われます。私立高校ではアルバイト禁止という校則もあったかもしれません。
大学生になったらアルバイトをしてみたいという理由は、自分で自由に使えるお金を用意し、学生時代にしかできない長期旅行や語学習得、コミュニティへの参加費用や友人と食事やお茶をするための小遣いに使いたいというのがほとんどです。
中には学費は両親にお願いするとしても生活費は自分でなんとかするという状況の人もいて、大学生がアルバイトをする理由はさまざまです。
ただ1つ大学生がアルバイトをする利点は、社会という場での生き方を経験できるチャンスだということです。
バイトの平均時給は1,000円未満、平均月収は5万円
大学生に人気のアルバイト職種はサービス業です。アルバイトをしているうちの7割の学生が飲食や販売などのサービス業に従事します。
決して楽な仕事ではありませんが、大学生がアルバイトに求めるものは融通度と近距離な勤務場所ということですので、サービス業が人気というのもわかります。
ではアルバイトで毎月どれくらい自由にできるお金を手に入れるのでしょうか。
平均時給はサービス業であれば1,000円程度ですが、首都圏は1,000円強ですが郊外だと1,000円弱と少し差があり、平均すると1,000円未満といったところです。月収は5万円前後が平均的であるようです。
バイトの月間平均勤務時間は50時間
大学生は大学で講義を受けますので、講義の時間帯によって、午前中は大学で過ごし午後や夕方からはアルバイトという形態が多いです。そして毎日アルバイトをするわけではなく、週2回から3回、1回あたり5時間程度のシフトに入るのが一般的です。
ざっと計算するとアルバイトの月間平均勤務時間は50時間前後といったところです。
一方で大学にも夏休みなどの長期休暇があります。試験をパスした後は2ヶ月近く自由な時間ができますので、アルバイトをいくつか掛け持ち1日中仕事に明け暮れれば、平均勤務時間はその倍以上になることもあります。
大学生が海外旅行に行くのは、こういった休み中の有効就業によりまとまったお金を用意できるからです。
頭脳を活かした、勉強と両立できるバイト
大学のレポートが多く勉強をしないとついていけない学生の場合は、なかなか平均的なアルバイトができません。できたとしても1,000円前後の時給では毎月の月収が少ないです。頭脳を活かしたい大学生なら、家庭教師や塾講師というアルバイトがあります。
直接契約できれば時給が2,000円から2,500円と非常に効率的なアルバイトになりますが、紹介会社を通すとそこまで高い時給は望めないようです。
また、理系やコンピュータサイエンス系の学生であれば、プログラミングやウェブ制作のアルバイトなら時給が高い上に頭脳を活かし勉強と両立できるアルバイトになりそうです。
どうしてもある程度のまとまったお金を短期で貯めたい場合は、ガテン系と言われている、いわゆる工事現場や引越し業者のアルバイトなどもあります。
深夜のアルバイトも割高となり、どれも1日1万円くらい稼ぐことが可能ですが、勉強をする体力が残っていない、もしくは睡眠時間が少なくなり勉強に支障が出てしまうこともありますので、よく考えてからアルバイトを選んでください。
大学生は勉強することが仕事です
アルバイトをする前に、勉強することが学生の性分であることを忘れないでください。
学費は両親が一生懸命働いて捻出してくれていることや、大学時代の経験が就職活動にも影響することを念頭に、有意義な学生生活を送れるよう、アルバイトを安易に決めてしまわずに計画性をもってアルバイトすることをおすすめします。
まとめ
勉強するけどバイトもしたい。大学生のバイト平均は?
大学生がバイトをする理由
バイトの平均時給は1,000円未満、平均月収は5万円
バイトの月間平均勤務時間は50時間
頭脳を活かした、勉強と両立できるバイト
大学生は勉強することが仕事です