必死の受験生活をくぐり抜け、ようやく合格した大学なのに、「思ったよりも大学生活がつまらない…」と感じる学生が増えているようです。
人生で一番自由がきき、やりたいことができるイメージの大学生活ですが、どうしたら「 つまらない 大学生活 」から抜け出せるのか、いくつかヒントをあげてみます。
大学生活がつまらないと感じたら?一歩踏み出すヒント
どうして「つまらない」と感じるのか?
「大学生活がつまらない」と感じる学生は、大学生活に完璧な理想を抱いている場合が多いようです。授業に熱心に取り組み、友達が多く、サークル活動も充実し、バイトにも励み、素敵な彼氏彼女もいる…といったような理想です。
現実にはそんな学生はほんの一握りでしょうが、大学生活にあまりに完璧な理想を抱いていたため、それにあてはまらない自分がつまらなく、さえないように感じて落ち込んでしまうのです。
大学の授業も思ったほど面白くなく、大学のクラスは結びつきが弱く淡泊な感じで、サークルも今一つピンとこなくて入りそこねたり、入ってみてもイメージとちょっと違っていたり、ということはよくありがちです。
友達関係もなかなか広がらず、彼氏彼女なんて夢のまた夢といった現状で、大学と自宅を往復するだけの毎日になってしまった学生に、「つまらない」と感じているケースは多いようです。
社交的でなければ、輝けない?
「自分は内気なタイプだから、大学は自由すぎてなかなかなじめない」と感じる学生もいるでしょう。
大学ほど自由な環境はそうそうありません。楽しもうと思えばいくらでも楽しめますし、逆に言えば、一人も友達も作らず授業に出るだけといった4年間も過ごそうと思えば過ごせてしまうのです。
入学当初に友達ができなかったからといって、その後の大学生活をあきらめてしまうのは早すぎます。
内気なタイプでも、もし本が好きならたくさんある時間を大いに使って、気が済むまで本を読みましょう。
映画が好きなら、映画館に通いつめたりDVDを次々に借りて映画マニアを極めるのもいいでしょう。そうした趣味に没頭するには、お金が要ります。
好きなことをするためなら、お金を稼ぐために気の進まなかったバイトも、自分にできそうなものから始められるでしょう。
そのバイト先に、気の合う友人や彼氏・彼女候補がいるかもしれません。学内のバイトあっせんで見つけた仕事なら、同じ大学の学生とバイト先で一緒になり、友人になれるかもしれません。
そうしてできた友人が、同じような趣味のサークルに誘ってくれるかもしれません。サークルに入れば、ますます趣味の合う友人の輪が広がっていきます。
とにかく、何か一歩を踏み出してみることです。無理に何か始めよう!としなくても、好きなことを極めるなら、とっつきやすいでしょう。
自由な時間がふんだんにあるのが大学生の特権です。つまらないつまらないと嘆いているより、好きなことから始めてみましょう。
親しい友達や恋人、気の合う仲間などは、後からついてくるものです。
授業やゼミに熱中するのも学生の特権
趣味やサークル、友人関係を満喫するのも大いに結構ですが、やはり授業やゼミなど、自分の選んだ専攻の勉強に没頭するのも大学生の特権です。
学部やゼミは、自分で選んだものですから、やはり興味と関心をもって勉強に打ち込めるはずです。
1、2年生ではサークルやバイトに打ち込み、専門学部に上がる3年生からはゼミや研究室によく出入りし、勉強に打ち込む大学生活も、なかなかメリハリがきいて面白いものです。
3年生あたりからは就職活動も視野に入ってきますが、一度しかない大学生活、本分である勉強もぜひ力を入れてみてください。
研究室によく顔を出して教授や大学院生、先輩方にかわいがられたり、大学の図書館にゼミ仲間と入り浸ってみるなど、いかにも学生らしい大学生活も、思い出に残る貴重な経験になるはずです。
まとめ
大学生活がつまらないと感じたら?一歩踏み出すヒント
どうして「つまらない」と感じるのか?
社交的でなければ、輝けない?
授業やゼミに熱中するのも学生の特権