小さなころは何度も同じ絵本を繰り返し読んでとリクエストしていたお子さんが、毎回新しい絵本を読みたがる時期がくると思います。けれども、毎日新しい絵本を買うのは金銭的に大変です。そこで、今回は、 絵本 を 無料 で楽しむ方法をご紹介します。
読み聞かせの味方!絵本を無料で楽しむ方法
最新の絵本も無料で読むことができるサイト
絵本ナビ
日本最大級の絵本の情報サイト「絵本ナビ」には、会員登録(無料)をすると、絵本の全ページを1度無料で読むことができる「全ページためしよみ」というサービスがあります。2015年12月現在で1,662冊の絵本を無料で楽しむことができます。
最新の絵本や人気の絵本が多いので、もちろん、購入の参考にサイトを使うこともできます。けれども、時間のあるときに、お子さんに読みたい本をどんどん選んでもらって、お子さんが満足するまで読み聞かせをしてみてください。
年齢別やテーマ別にわかれているので、お子さんも好きな絵本が選びやすいと思います。普段は、もっと読んでの声に応えてあげられなくて、お子さんに不満が残ってしまっているかもしれませんが、このサイトを利用すればお子さんの心を満たしてあげることができると思います。
名作絵本を無料で楽しむことができるサイト
e童話
e童話では、パソコン、iPad、携帯から日本や世界の昔話やイソップ、アンデルセン、グリム童話のような世界の名作を無料で何度でも楽しむことができます。しかも、会員登録の必要がないので、サイトを開いてすぐに読み始めることができます。
このサイトには、少し変わった絵本があります。このサイトは、無料のおりがみサイト「おりがみくらぶ」と同じ会社が運営しています。それで、キャラクターが折り紙で出来ている「折り紙絵本」というのがあります。
「折り紙絵本」には、ストーリーのあとに、その絵本に出てきた折り紙の折図も付いているので、絵本を読んだ後にお子さんと一緒に折り紙を折って、物語を再現してみるのも楽しいと思います。
また、どの絵本も5分程度で読めるように作られているので、朝のあまり時間がないときの読み聞かせにも便利です。加えて、携帯やiPadからも利用できるので、移動中や外出先での読み聞かせにも活用することができます。
親子で図書館へ行くメリット
これまで、無料で楽しめる電子絵本について紹介してきました。けれども、やはり紙の絵本もいいものです。紙の絵本が無料で楽しめる場所といえば、図書館です。お子さんにどんな絵本を読んであげたら良いか分からない時には、図書館司書の方に、相談することもできます。
さらに、多くの図書館では、無料の絵本の読み聞かせ会を実施しているので、本を借りる目的だけではなく、アクティビティのある日にお子さんと図書館へ出かけてみるのも良いと思います。そこで、新しいお友達との出会いもあるかもしれません。
加えて、パパやママは、図書館で読み聞かせをしている方の読み聞かせの方法を家での読み聞かせの参考にできると思います。また、図書館に定期的にお子さんと行くことは、公共施設でのナーをお子さんに教える良い機会にもなります。
どうしても家に読む絵本がなかったら?
お子さんに絵本を読んでほしいと言われたときに、家に読みたい絵本がどうしてもなかったら、おてて絵本を読んであげましょう。それでは、おてて絵本のやり方を説明します。
まず、自分またはお子さんの両手を絵本に見立てます。そして、自分で作ったお話や既存のお話を話します。区切りの良いところで、両手を合わせて、また開き、絵本のページをめくったようなしぐざをします。
お子さんが登場人物のお話を作ってみるなど、想像力を働かせて親子で楽しんでみてください。お子さんにおてて絵本を読んでもらうのも、とても楽しいと思います。
必要なのは自分の手と想像力だけなので、もちろん無料です。おてて絵本について詳しいことを知りたい方は、おてて絵本普及協会のホームページを参考にしてください。
利用できるものは全て利用して楽しい絵本の時間
今回は、電子絵本、紙の絵本、そして、おてて絵本と3種類の絵本を無料で楽しめる方法を紹介しました。この3種類の方法を組み合わせて、お子さんと絵本を通して充実した時間を過ごしてください。
まとめ
読み聞かせの味方!絵本を無料で楽しむ方法
最新の絵本も無料で読むことができるサイト
名作絵本を無料で楽しむことができるサイト
親子で図書館へ行くメリット
どうしても家に読む絵本がなかったら?
利用できるものは全て利用して楽しい絵本の時間