子供にとって 絵本 の 読み聞かせ は大切だということはいろんなところで見聞きするのでわかってはいるけれど、実は読書が好きではないのでどうすればいいのかわからないと思っているママもいるようです。
「どんな本を選べばいいの?」「どういう読み方をするのが効果的なの?」と身構えてしまうよりも、もっと気楽に読み聞かせを楽しんでみませんか。
読書が好きじゃないママでも大丈夫!絵本の読み聞かせの極意とは?
どうして絵本の読み聞かせが大切なの?
本を読むということの大切さは昔から様々なところで言われています。文章力や想像力を養うためには読書の効果は絶大です。
しかし赤ちゃんや子供に絵本を読み聞かせるということの効果は学習することを目的とするよりは、親子のコミュニケーションを高めたり子供の情緒を豊かにするという目的の方が大切です。
どんな本が読み聞かせにふさわしいのか?ということや、どんな読み方をするのが正しい方法なのか?という質問を子育てのSNSや相談サイトなどでよく見かけますが、その答えとして参考にするものはあってもこれが正解!というものはないのです。
大切なのはその読み聞かせの時間が、親にとっても子供にとっても楽しい時間であることというのが大前提なのです。
赤ちゃん編
本屋さんの絵本コーナーにも図書館にもたくさんの絵本が並んでいます。最初はどんな絵本を読めばいいのか迷ってしまう人が多いようです。子供の年齢や興味の対象に応じて絵本選びの焦点は変化します。
赤ちゃんのころは視覚や聴覚、触覚への刺激を与えるものが良いので色彩の鮮やかなはっきりした絵柄の絵本で、言葉も意味よりも響きやリズムが楽しい絵本を選ぶと良いです。
寝かしつけの時間に添い寝しながらでも、遊びの時間にひざにのせながらでも構いませんが、スキンシップをとりながら読んであげましょう。
一方的に読むのではなく赤ちゃんの反応を見ながら読むことが大切です。絵本の通りに読む必要もありません。赤ちゃんが笑ったらその部分を繰り返してあげたり、自分でアレンジしてしまってもいいのです。
例えば絵本に「ころころころ」という転がる場面がでてきたら、読みながらボールを赤ちゃんの手足に転がしてみるなどの遊びをおりまぜてみるのも楽しいものです。
幼児編
1歳を過ぎて子供と会話ができるようになると、絵本選びはどんどん楽しくなります。
食事の場面や日常生活の中で子供が興味を持っているものについての絵本を選んだり、しつけの場面に役立つ絵本を読んだり、子供の性格や成長に合わせて一緒に絵本を選ぶことができるようになるからです。
例えば乗り物が好きな子供なら乗り物が主役のものを一緒に選んだり、動物に興味を持っているようなら動物がでてくるものを選ぶという楽しみができます。歯磨きを嫌がったりトイレトレーニングをするときなどには、その場面にぴったりの絵本もたくさんあります。
本屋さんや図書館で子供といろんな本を手にとって「これはどう?」「こっちがいいかな?」と選ぶ時間も楽しいものです。
読み聞かせとはいっても絵本だけでなく図鑑でもいいのです。のりもの図鑑を一緒に見ながら「これはなあに?」「パトカー!」「ぴんぽーん、すごいねえ」という会話を楽しむことも、子供にとってはうれしいものです。
読み聞かせに名作や名演は要らない?
世の中に絵本はたくさんあります。名作と呼ばれて世代をこえて読み継がれているものもたくさんあります。もちろんそういう絵本を読むことも大切なことです。
しかし名作の絵本をプロの語り手が読み上げるCDをかけることよりも、お母さんと一緒に絵本を選ぶひととき、そしてお母さんの声を耳元で聞けるひとときというものが子供にとってはかけがえのない幸せな記憶となります。
絵本の読み聞かせをする上で大切なのは、絵本ではなく子供の様子を見ながら読んであげるということなのです。
まとめ
読書が好きじゃないママでも大丈夫!絵本の読み聞かせの極意とは?
どうして絵本の読み聞かせが大切なの?
赤ちゃん編
幼児編
読み聞かせに名作や名演は要らない?