二人目の妊娠は一人目の妊娠と違い、上の子のお世話があります。お腹の子と上の子との年齢差が大きくとも小さくとも、お母さんは妊娠中で心身の疲労が溜まりやすいです。お母さんの疲労感やストレスは上の子に伝わりやすく、上の子も精神的に不安定になりやすいです。
二人目 を 妊娠 してから、 上の子 とどのように接していけば良いのかご紹介いたします。
二人目を妊娠してからの上の子との関わり方
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いきなりお兄ちゃん、お姉ちゃん扱いをしてはいけません
上の子に「お兄ちゃん、お姉ちゃんになるから」と期待を押し付けることはやめましょう。上の子は今までお母さんが自分だけのものとして生活していました。
ところが、お母さんにお腹に突然赤ちゃんがいると分かると色んな感情が芽生えます。お兄ちゃんやお姉ちゃんになるとまどいやお母さんがとられちゃうのではないという不安、逆に赤ちゃんが来てくれて嬉しいと思うこともあるでしょう。そのような上の子の感情をしっかり受け止めましょう。
お母さんが出産するまでに準備が必要なように、上の子も心の準備が必要です。二人目を妊娠中から上の子の気持ちの変化を気にかけてあげて不安や喜びを共有しあいましょう。
不安な気持ちを無理に変化させようとするのではなく、理解してあげることが大事です。そうすることで、上の子はお兄ちゃんやお姉ちゃんになってもお母さんは自分のことを分かってくれていると安心できます。
赤ちゃんが近くにいることを話してあげましょう
上の子にお兄ちゃんやお姉ちゃんになることを期待しすぎることはいけませんが、何も言わないということもしてはいけません。日常会話で赤ちゃんが生まれてくることを教えてあげるように声掛けしましょう。
お風呂の時間などのリラックスしている状態でお腹を触ってもらうことも良いでしょう。ここでのスキンシップや声掛けも上の子の心情に影響を与えてきます。上の子もお腹にいる二人目の子も大切であるということを伝えて、抱きしめて安心させてあげましょう。
上の子に我慢させないようにしましょう
二人目を妊娠してしまうと今まで出来ていたことに制限がかかってしまう場面が多くあります。悪阻で起き上がることも困難になってしまうことや、上の子と体を使って思いっきり遊んであげることや長時間の抱っこもお腹が大きくなればなるほど辛くなります。
そうなってしまうとお母さんはお腹の子や自分の体調を優先させてしまい、上の子の希望を聞けずに我慢させてしまうことになります。
上の子のストレスが積み重なっていくとお兄ちゃんやお姉ちゃんになりたくないという気持ちが芽生えてきてしまいます。そうならないように極力上の子の要望や我儘を受け入れてあげましょう。体を使った体力系はパパが相手になってもらうなど、家族にフォローしてもらうのもいいでしょう。
お母さんは無理のない程度に遊んであげたり、お腹が負担にならないように膝の上に乗ってもらうなどと工夫して接してあげましょう。
二人目を出産したら上の子と一緒に下の子の面倒をみてあげましょう
二人目を妊娠中から上の子に赤ちゃんの話をしていても、なかなか実感しにくいと思います。生まれてからはおむつ替えだったり、赤ちゃんをあやしてあげたりすることを上の子と一緒にやってみましょう。そうすることでお兄ちゃんやお姉ちゃんとしての自覚がうまれてきます。
お手伝いをしてくれたらしっかり褒めてあげましょう。そして赤ちゃんが寝ているときなど時間が出来たら、なるべく上の子の相手をしましょう。下の子ばかりのお世話をしていると上の子は嫉妬をしてしまい、赤ちゃん返りに繋がります。
上の子には育児の味方になってもらい、下の子が生まれても以前と変わらず遊んであげましょう。
まとめ
二人目を妊娠してからの上の子との関わり方
いきなりお兄ちゃん、お姉ちゃん扱いをしてはいけません
赤ちゃんが近くにいることを話してあげましょう
上の子に我慢させないようにしましょう
二人目を出産したら上の子と一緒に下の子の面倒をみてあげましょう