子供が中学生になると「制服着用」が義務付けられることが多いようです。私服を買う機会が減るのは嬉しいですが、学生服を清潔に保つための洗濯についてタイミングや洗濯の方法に頭を悩まされる保護者も多くいます。
今回は、 学生服 の 洗濯 についてまとめました。
学生服は自宅で洗濯可能?表示の見分け方と自宅での洗濯方法
学生服を洗濯するタイミングはいつ?
今、子育てをしている保護者の方々が学生だった頃、制服を洗濯するタイミングは1学期ごとの大きな休みを利用して・・・という方が多かったのではないでしょうか?
ですが、今の子供達が着用している制服は、素材が昔とは違っていて「家庭での洗濯がOK」となっているものがあります。一度、お子さんが着ている学生服の「ケアラベル(=洗濯に関する絵表示ラベル)」を確認してみましょう。
四角い洗濯機の形が描かれたマークや、桶のマークに「手洗イ」という表示があれば家庭での洗濯ができる素材の制服ということになります。桶のマークに×印が描かれているもの、丸いマークに「ドライ」の表示があるものはクリーニングに出して洗濯をする必要があります。
家庭での洗濯ができる学生服であれば、週末の休みを利用して頻繁に洗濯をすることが可能です。ですが、クリーニングに出さなければならない素材の学生服は、やはり連休や夏・冬・春休みという長期の休みを利用してクリーニングで洗濯してもらうのがタイミングとしておすすめです。
ブレザーはクリーニングのみとなっていても、ズボンやスカート・ブラウスは表示が違っていることもあるので、きちんと表示を確認して洗濯する頻度を決めるのがポイントです。
学生服を家庭で洗濯するポイントは?~事前にしておくこと~
家庭での洗濯が可能な学生服であれば、こまめに洗濯をできるので清潔さを保つことができます。ですが、やはり型崩れや色あせが発生する可能性があるので、洗濯するにもちょっとしたコツが必要となります。どのような点に気をつければいいのでしょうか。
まず、クリーニングに出す前にもおこなうことですが、家庭でも洗濯前にはポケットに何か入っていないかどうか、をしっかりと確認するようにしておきます。また、取れそうになっているボタンがないかどうか、ほつれそうな場所がないかどうかも確認しておきましょう。
次に、学生服の汚れがひどい部分は部分洗いをします。特にチェックしたいポイントは襟・袖口です。ウールを含んだ素材の学生服はつまみ洗いを、ウール以外の素材の場合は洗剤をつけた布で拭きあげるか洗濯用のブラシを使って優しく汚れを落としましょう。
いざ、洗濯!~ちょっとした工夫で制服も失敗なくお洗濯~
では、学生服を実際に洗ってみましょう。学生服は他の衣類と一緒に洗ってしまうと繊維や糸くずなどがつきやすくなります。学生服だけで洗濯をするようにしましょう。
洗濯機を使って洗う場合は、制服のボタン・ファスナーは全てとめて裏返してたたんでおきます。(詰襟の場合、前ボタンは外します)制服を洗濯ネットに入れて、洗濯機を「手洗い」または「ドライ」の設定にして洗います。この時、脱水時間を1分程度にしておくとシワが少なくなります。
手洗いの場合は、桶に水と中性洗剤を入れておきます。制服のボタン・ファスナーを全てとめて汚れている部分が外側になるようにたたみましょう。
制服はたたんだ形のまま桶に入れ、形が崩れないように50回ほど押し洗いをします。水を変えて濁りがなくなるまで同じように押しながらすすぎをします。脱水は大きめのタオルに制服をたたんだままはさみ、押すように優しく脱水します。
洗い終わった制服は、風とおしのよい日陰で「陰干し」をします。この時、ズボンやスカートは裏返すとポケットの部分が乾きやすくなります。制服が乾いたら当て布をしながらアイロンで折り目をつければ、完成です。(当て布を忘れるとテカリの原因となりますので、お気をつけください)
まとめ
学生服は自宅で洗濯可能?表示の見分け方と自宅での洗濯方法
学生服を洗濯するタイミングはいつ?
学生服を家庭で洗濯するポイントは?~事前にしておくこと~
いざ、洗濯!~ちょっとした工夫で制服も失敗なくお洗濯~