子供にとって人生で初めて自分の力が試される時・・・それが受験ではないでしょうか。将来の夢を叶える第一歩としても、親として子供の合格を願わずにはいられません。そこで、 合格 祈願 について最適な時期や作法があるのかをまとめました。
子供が受験生!合格祈願にはいつ行くのがいいの?
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合格祈願は、志望校が決まってから受験生本人と一緒に
合格祈願を早めに行いたい気持ちは分かりますが、具体的にどこの学校に行きたいかを決めてから合格祈願に行くようにしましょう。
単純に「子供が受験生なので、志望校に合格しますように」と祈願するよりも、「第一志望の○○に合格できますように」と祈願した方が神様にも願いを聞き入れていただきやすくなります。
また、合格祈願には受験生となるお子さんも一緒に行くのがおすすめです。お子さん自身の受験生であるという自覚をより強くすることができますし、本人が「合格したい」という気持ちを強く持って勉強に取り組むようになることが大切です。
合格祈願の時期は人が少ない時期を選ぶ
志望校が明確になったら、いつでも合格祈願に行くことは可能です。ですが、人の多い時期に神社に出向くと、風邪やインフルエンザなどに感染してしまう可能性も高くなります。ですから、あまり人出が多くない時期を選ぶことがおすすめです。
秋であれば、七五三の時期(11月15日前後)は参拝者が増えて混雑します。年始も初詣客の人出が落ち着いてから出かけるのが良いでしょう。
人出が少ない時期を選ぶとはいえ、体調管理には充分気をつけて出かけましょう。首元を温めるマフラーや、マスクなどは忘れないようにしてください。
合格祈願に向いている日や時間はある?
日本では昔から「六曜」が色々な物事に関連付けて利用されています。合格祈願にも縁起を担ぎたいのであれば「大安」や「先勝」の日を選ぶと良いでしょう。
ですが、近年では六曜は気にしないという傾向も見られます。試験の結果を合格祈願の日と結びつけて考えるようなことがないのであれば、思い立った日に合格祈願を行うのも一つの方法です。
合格祈願に出向く時間帯としては、午前中が一般的になっています。それは神社では「太陽が昇っている時がいい」とされているからです。そのため、日が一番高く昇るまでの時間に合格祈願を行うのがおすすめです。
合格祈願って、何をするの?
いざ合格祈願へ!と神社に出向いても、具体的に何をすればよいのか迷ってしまう方もいるかもしれません。基本的には、初詣などと同じ手順で参拝をして神様にどの学校に合格したいのかをお伝えします。
参拝の後は、受験生向けのご祈祷を受けても良いですし、「学業成就」や「合格祈願」のお守りを買うのもいいですね。
それに「絵馬」を書いて奉納するのもおすすめです。自分の志望校を文字に書いて奉納することで、目標がより定まり勉強にも力が入るようになります。絵馬には志望校・受験する人の住所・名前・祈願した日付を書きます。心を落ち着けて、丁寧な字で書くのがポイントです。
試験結果が発表されたら、お礼参りを忘れずに
神社へのお参りだけという形でも神様に合格祈願を行ったら、合格発表が終わった後に合格祈願をした神社に必ず「お礼参り」に出かけましょう。
志望校に合格した場合は「お陰さまで、○○に合格することができました」という報告を、仮に第一志望の学校に合格できなかった場合でも「○○にはご縁がありませんでしたが、△△で頑張ります」という報告を行います。
こちらがお願いしたいことがある時だけ神社に参拝してお願いを伝え、結果を報告しないというのは神様に対してとても失礼なことになります。受験の結果に左右されて、お礼参りを忘れがちになりますが、きちんと「ありがとうございました」の気持ちを伝えに行くことが大切です。
まとめ
子供が受験生!合格祈願にはいつ行くのがいいの?
合格祈願は、志望校が決まってから受験生本人と一緒に
合格祈願の時期は人が少ない時期を選ぶ
合格祈願に向いている日や時間はある?
合格祈願って、何をするの?
試験結果が発表されたら、お礼参りを忘れずに