赤ちゃんが寝返りを打てるようになると、また次の成長を見るのが楽しみになります。次はお座り?それともハイハイ?と気になってしまいます。赤ちゃんが ハイハイ をできるようになるのは いつから なのでしょうか。上手なハイハイの促し方とともにまとめました。
ハイハイはいつからできるもの?ハイハイを促すポイント
ハイハイができるようになる時期とは
赤ちゃんの成長は、本当にそれぞれです。同じ誕生月に生まれた赤ちゃん同士でもできることが違ったりするものです。頭ではそれが分かっていても、我が子が遅れているように思えてしまうと、心配になってしまうのが親心です。ハイハイはいつからできるようになるものなのでしょうか。
一般的にハイハイができるようになる時期は生後8ヶ月が目安と言われています。ですが、それより早い時期にハイハイを始める子もいれば、遅い子もいます。また、ハイハイをしないままつかまり立ちへと進む子もいます。
お座りが上手にできるのにハイハイがまだ・・・という方も、焦らずにお子さんを見守ってあげましょう。そして、ハイハイを始めそうな兆候が見られたら、ハイハイをしたくなるような環境を整えてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんがハイハイを始める条件・兆候
赤ちゃんが生後8ヶ月頃になったから、といってみんながみんなハイハイできるわけではありません。やはり体格的な条件が整っていないと、ハイハイをしたいと思っていても動かせないことがあります。
赤ちゃんがハイハイをするためには、腕・足の筋肉が成長していること、腰がしっかりとしていること、首がすわっていることの3つが最低の条件となります。
また、赤ちゃん自身が行きたいと思っている方向に手を伸ばすようになったり、四つんばいのハイハイポーズになることができるかどうか、も目安となります。
また、ハイハイを始める際には、ほふく前進のように手のひらを床につけ下半身を引きずる「ずりばい」、続いて肘を床について移動する「ひじばい」、ひざをつけないで四つんばいで移動する「高ばい・熊歩き」が見られることがあります。
これらの行動が見られたらハイハイももうすぐと考え、赤ちゃんの周りの環境を見直すようにしましょう。
ハイハイの兆候が見られたら~ハイハイのできる環境を整える~
赤ちゃんにハイハイしてもらいたい、あるいは赤ちゃん自身がハイハイの兆候を見せたと思ったら、赤ちゃんが安心してハイハイできる環境を整えてあげる必要があります。
まず第一に、赤ちゃんが安心して動き回れるスペースを確保することが大切です。寝返りとは違い、ハイハイを始めた赤ちゃんは行動範囲がぐんと広がります。ある程度赤ちゃんが自由に、安心して動けるスペースを確保してあげましょう。
スペースを確保できたら、危険なものを全て排除しましょう。その際のポイントは「子供の目線になること」です。赤ちゃんと同じ高さに大人の視線を持っていき、何が見えていて何が危なそうなのかを見ましょう。
間違って口に入れては困るものを赤ちゃんの周りに置かないことはもちろん、家具・ドアにはチャイルドロックをつける、マット・カーペットに滑り止めをつける、などの予防策が必要です。
また、コンセントには必ずカバーを取り付けるようにしましょう。意外な点では、カーテンにしがみついて引っ張ったり、リモコンのカバーを開けて電池を触ったりすることがあります。
必ず、赤ちゃんの目線になって何が見えているのかを確認してください。「これは大丈夫かな」と思うものでも、赤ちゃんにとっては興味のあるおもちゃに見える場合もありますので、充分に注意が必要です。
ハイハイしないことは、いけないことではない
先にも書きましたが、赤ちゃんにとってハイハイは1つの移動手段に過ぎません。ですから、いつまで経ってもハイハイをしないから、とあまり神経質にならないようにしましょう。ハイハイをしないままつかまり立ちをしてしまっても、高ばいから伝い歩きをマスターしても、何ら問題はありません。
もし、ハイハイの兆候が見られて、ハイハイを促したいのであればママやパパが率先してハイハイして見せてあげるのも一つの方法です。ハイハイをして移動している大人の姿を見て、真似して始めるお子さんもいます。
まとめ
ハイハイはいつからできるもの?ハイハイを促すポイント
ハイハイができるようになる時期とは
赤ちゃんがハイハイを始める条件・兆候
ハイハイの兆候が見られたら~ハイハイのできる環境を整える~
ハイハイしないことは、いけないことではない