赤ちゃんがお母さんのところへ一生懸命ハイハイで近づいていこうとする姿は本当にいじらしくて可愛らしいものです。1日でも早くハイハイして欲しいと思うのが親心です。しかし一向にハイハイする気配がない赤ちゃんもいて、じれったく感じるお母さんもいるでしょう。
どうしたら赤ちゃんは ハイハイ するようになるのでしょう。効率的な 練習 方法なんてあるのでしょうか。
どうしたらハイハイしたくなる?赤ちゃんの目線で考えるハイハイの練習
まずはハイハイのための環境づくりからはじめよう!
一般にはいはいをはじめる月齢は8ヶ月頃だと言われますが、赤ちゃんの成長には個人差もあれば個性もあって、早い・遅いだけでなくハイハイの形もいろいろあるようです。
中にはハイハイをしないで「つかまり立ち」や「つたい歩き」をする赤ちゃんもいるので、あまり神経質になる必要はありません。
それよりもハイハイをすることによって赤ちゃんの行動範囲が広がるので、赤ちゃんの目線になって危険なものがないかどうかをチェックする必要があるのです。
部屋の段差やコンセントの位置はどうでしょうか。大きな段差がある場合はフェンスを設置して落下防止の対策をしましょう。赤ちゃんの目線にコンセントがあるときは家具で隠したり専用のグッズでふたをして感電しないように気をつけましょう。
また赤ちゃんはなんでも口に入れてしまうので、小さなものが落ちていないか普段からチェックするくせをつけておくようにしなければいけません。
ハイハイのきっかけってどんなことなんだろう?
ハイハイにはいろいろな形があります。「ずりばい」と言ってほふく前進のような動きや、ひじを使って前に進もうとする赤ちゃんもいます。足のキック力で動くこともあれば、手で突っ張って後ろに進んでしまうことも珍しくありません。
おなかを中心にして両手や両足を動かすことでぐるぐると回るような動きもハイハイのきっかけになりますし、おすわりをしていて前に倒れてしまった形からの動きでハイハイをするきっかけになることもあるのです。
いずれの場合も赤ちゃんの好奇心を刺激したり、視界が変わることによって赤ちゃん自身が「楽しい!」「うれしい!」という気持ちになり、「もっと!」と欲求が生まれることでその動作を繰り返し、だんだんスムーズに動けるようになるのです。
ずりばいではなくおなかを床から上げて移動できるようになると、びっくりするような速さで赤ちゃんが移動するようになります。赤ちゃんの動きからどんどん目が離せなくなって困ってしまうという悩みが生まれる頃でもあるのです。
赤ちゃんの目線になってハイハイ練習方法を考えよう!
お母さんが赤ちゃんの動く様子を見ていてハイハイをする兆候を感じたら、赤ちゃんの目線の先にカラフルなおもちゃを置いてみたり、お母さんが少し離れたところから手を伸ばして「おいでー」と声をかけたりしてみましょう。
赤ちゃんが「欲しい」「行きたい」という気持ちになり前へ進もうとしたら、おもちゃを少しだけ近づけたりしてその欲求に応えます。うまくいかなくてぐずったり諦めてしまったときには、無理強いは禁物です。練習と言っても遊びの一部のつもりで、楽しい雰囲気で練習するようにしましょう。
また月齢の近い赤ちゃんと遊べる環境(育児サークルなど)に参加すると、他の赤ちゃんがハイハイしているのを見てそれを真似しようとするようです。しかし冒頭にも述べたようにハイハイをしない赤ちゃんもいるので、他の赤ちゃんと比べてハイハイが遅くても心配しすぎないことが大切です。
赤ちゃんの好奇心を刺激して喜怒哀楽を感じさせてあげることで、赤ちゃんは体だけでなく心もどんどん成長していきます。赤ちゃんの目線になってお母さんも赤ちゃんの視界を感じてみましょう。
まとめ
どうしたらハイハイしたくなる?赤ちゃんの目線で考えるハイハイの練習
まずはハイハイのための環境づくりからはじめよう!
ハイハイのきっかけってどんなことなんだろう?
赤ちゃんの目線になってハイハイ練習方法を考えよう!