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発達障害を疑った時のテストについて

yun

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hattatsushougai tesuto

子供と目が合わない、幼稚園で他の子供達との集団行動ができない。わが子に気になる点が見られた時、「もしかしたら発達障害かも…」と不安になる親御さんもいることでしょう。

子供の 発達障害 を疑った際、どこでどのような テスト を受けられるのでしょうか。


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発達障害を疑った時のテストについて


- 目次 -

  • 発達障害とは
  • テストを受ける時期について
  • テストが受けられる場所
  • どのようなテストが行われるか
  • テストの結果、診断が出たら

発達障害とは

発達障害は、生まれつきの脳機能の障害です。大きくわけて、コミュニケーションなどに難がある「自閉症スペクトラム障害」、不注意や多動性の目立つ「注意欠陥・多動性障害」(ADHD)、読み書き、計算など特定の学習に難がある「学習障害」(LD)があります。

この3つに、知的障害が重なる場合とない場合があります。

症状のあらわれてくる時期はさまざまで、自閉症スペクトラム障害では、乳幼児期から目が合わない、言葉の遅れがみられる、ADHDでは幼稚園などで集団行動ができない、学習障害では小学校に上がってから、読み書き、計算など特定の学習につまずきがあらわれる、などがあります。


テストを受ける時期について

発達障害については、早期発見と早期療育(障害を持つ子供に対して行われる治療・教育)が有効とされています。

しかし発達障害か否かの診断は、特に幼い子供では個人差が大きい上に発達の著しい時期であるため難しく、一般的に医療機関では3才以上から診断が可能とされています。そのため、発達検査も医療機関では3才頃から行われることが多いです。


テストが受けられる場所

発達障害の診断は医師のみが行えますが、テストを受けられる場所はさまざまです。自治体の発達相談窓口などに相談すると、保健センターなどで30分ほどの簡易な発達検査(「新版K式発達検査」など)を受けられるケースもあります。

また小児科、児童精神科などでは、心理判定員がより詳しい発達検査(心理検査)を行います。総合病院、大学病院など大きな病院の小児科や児童精神科、または発達障害を専門とするクリニックなどで受けることができます。

なお、自治体によっては「こども発達支援センター」といった、小児科や精神科、リハビリ科などを備えたセンター機関を置いているところがあります。そのようなセンターでも、詳しい発達検査や診断を受けることができます。


どのようなテストが行われるか

上で述べた簡易な検査、「新版K式発達検査」は30分ほどで受けられ、自治体の保健センターや療育機関、また小学校内に設置されている、コミュニケーションなどの苦手な子供達が通う「ことばの教室」などでも行われています。

認知・適応性や言語・社会面からそれぞれの発達年齢と発達指数が出ます。子供が行う作業は、丸や三角を描く、テスト実施者の模倣をしてつみ木を積む、簡単な数の加算をする、絵を見て内容を説明する、などです。

また、より詳しい発達検査(PEP-3など)は、2時間ほどかけて心理判定員が医療機関などで行います。

テストの内容は、コミュニケーション(認知、表出言語、言語理解)、運動(微細運動、粗大運動)、感情表出、対人相互性のチェック、また親への聞き取りによる身辺自立、気になる行動などを総合したもので、各項目が数値化されて結果が出ます。

どちらの検査でも、それぞれの検査項目の数値により「発達年齢」が出て、どの程度実年齢から遅れがあるのかわかります。

そして、検査項目ごとの数値の出来・不出来の差が大きいのが(グラフの凸凹)、発達障害の特徴とされています。

健常の子供でも項目ごとに多少の得意不得意はあるものですが、その数値の差がどの程度大きいと発達障害の診断となるのかという点は、医師による判断となります。

発達検査の結果は、テストを実施した発達相談員・心理判定員などが、発達指数や検査時の子供の様子、各項目の詳しい成績などを詳細なレポートにまとめて保護者に渡します。

なお、発達検査では発達指数(DQ)を測れますが、知能指数(IQ)を測る検査もあります。

「ウェクスラー検査」では、幼児から児童、大人に至るまで、年齢に応じた知能検査を受けることができます。具体的には言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度などの検査を行い、平均値をもって知能指数(IQ)が出ます。

この検査は、発達障害のある子供の就学前に、普通学級、特別支援学級などの進路決定のための判断材料として行われたりします。


テストの結果、診断が出たら

発達障害の診断が出たら、たいていの親はショックを受けたり落胆したりすることかと思います。しかし診断が出たということは、これからわが子に対してどのように対応したらよいか、どのような療育を受けさせたらよいかのヒントになります。

結果について一人で抱え込まずに、診断してくれた医師や発達の先生などと定期的な面談の機会をもち、学校や療育機関など周りの協力、サポートを受けながらわが子の発達を見守っていきましょう。

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まとめ

発達障害を疑った時のテストについて
発達障害とは
テストを受ける時期について
テストが受けられる場所
どのようなテストが行われるか
テストの結果、診断が出たら

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