うちの子は全然 人見知りしない けど大丈夫なのかしら…と心配になった経験はありませんか?人見知りが酷くて悩むママもいれば、全く人見知りをしないので心配というママも少なくありません。
そこで今回は、人見知りについて知っておきたいことをまとめました。
人見知りしないのはなぜ?知っておきたい人見知りのこと
人見知りはいつから始まる?
赤ちゃんの成長とともに始まる人見知りは、だいたい6~7ヵ月で始まると言われています。それまでは、ママ以外の抱っこでもにこにこ楽しんでいた子が、ママでなくてはダメになってしまうのが人見知りです。
抱っこだけでなく、ちょっと近づいて話しかけただけでも泣いてしまう子もいます。人見知りが始まり、正直戸惑ってしまうというママもたくさんいると思いますが、人見知りは赤ちゃんにとっては正常な行動の一つです。
人見知りの開始時期や程度には個人差があり、早い子だと2~3ヵ月で始める子もいれば、1歳前後から人見知りをするようになったという例もあります。中には、全く人見知りをしない赤ちゃんもいるのです。
人見知りをするのはなぜ?
人見知りをする原因は、諸説あります。まずは、生まれ持った性格です。同じ親に育てられていても人見知りをする子もいれば、しない子もいるように、生まれ持った性格や個性によって、人見知りをするかしないかが決まると考えられています。
次によく言われている人見知りの原因は、ママとママ以外(もしくはパパとパパ以外)を認識できるようになり、他人に対して恐怖心を持つことから人見知りになるということです。
また、最近の研究結果によれば、人見知りは相手に近づきたいけど怖いという心の葛藤のあらわれといものがあります。
人見知りをしないのはなぜ?
人見知りをする子もいれば、全く人見知りをしない子もいます。人見知りをしない子は、発達が遅れているのではと、心配するママが増えているのが事実です。
というのも最近は、人見知りをしない子は、発達障害や自閉症の疑いがあると言われることもあるようで、確かにそれはママの不安が煽られてしまってもおかしくありません。
発達障害や自閉症だと判断するためには、他にもあやしても笑わない、目線を合わせようとしないなど、もっとさまざまな観点から、そして長期的に観察が必要となりますので、人見知りをしないからと言ってあまり神経質にならなくても大丈夫です。
やはり人見知りをしないのにも、生まれ持った性格や個性が大きく関係していると考えられています。もともと社交的で物怖じしないような性格であれば、人見知りをしないことが多いでしょう。
それ以外では、赤ちゃんが生活している環境も関係していると言われています。
おじいちゃんおばあちゃんと暮らしていたり、日ごろから親戚やご近所さんとのお付き合いが多かったりすると、赤ちゃんはママ以外の人との関わりに慣れているので人見知りをあまりしないということもあるでしょう。
また、ママの心理状態も関係していると言われています。
例えば、地域のコミュニティーセンターで他のママと関わりを持ったり、初対面の人に赤ちゃんを会わせたりする時に、ママが不安に思っていたり、怖いと思っていたりすると、赤ちゃんにその気持ちが伝わってしまうことがほとんどです。
しかし逆に、ママがリラックスして楽しそうにしていれば、赤ちゃんもママと同じ気持ちを持つことができ、人見知りをしないというケースも多くあります。
泣くだけが人見知りのサインではありません
人見知りを言うと、赤ちゃんが泣いて他人を嫌がるというイメージが強いかもしれませんが、泣くということ以外にも以下のようなサインがあれば人見知りをしていると考えられます。
- 抱っこされても、不機嫌そうな顔をしている
- 他の人に抱っこされると、ママを目で追う
- 他の人が近づくと、目線をそらす
これらの行動があれば、泣かなくても赤ちゃんが人見知りをしていると言ってもよいでしょう。人見知りをするからダメ、しないからダメではなく、赤ちゃんの一つの発達の通過点として、ぜひ温かく見守ってあげてください。
人見知りをしている間は、たっぷり甘えさせてあげましょう。愛情をたっぷり注がれた赤ちゃんは、自立も早いです。
逆に人見知りをしない赤ちゃんであれば、たくさんの人と関わりを持たせいろいろなことを経験させてあげましょう。
まとめ
人見知りしないのはなぜ?知っておきたい人見知りのこと
人見知りはいつから始まる?
人見知りをするのはなぜ?
人見知りをしないのはなぜ?
泣くだけが人見知りのサインではありません