保育園への入園が決まった子どもを持つ親にとって、初めての保育園は不安がいっぱいなものです。中でも給食がある保育園の場合、様々な心配があると思います。 保育園 給食 の不安や疑問、その対応策をまとめてみます。
初めての保育園給食への不安を解消
アレルギーが心配
卵や牛乳など食べ物にアレルギーをお持ちの子どもの場合は、保育園給食への心配が大きいでしょう。アレルギーに関する対策は、園によって違いがあるようなので、入園を決める前にしっかりと確認をしておくべきです。
アレルギー対策がしっかりとしていて、園独自のガイドラインなどをきちんと定めている園もありますが、アレルギーの危険性に対して認識の薄い園も存在しています。
除去食を用意してくれる園も多いですが、子どもが、普通食を食べているお友達の食事に興味を持ってしまい、つい口にしてしまう可能性もありますので、職員の意識がきちんとしている園なのかは知っておく必要があります。
認識の薄い園の場合は、アレルギーが命に関わる問題だという職員教育がなされていないので、誤食をさせてしまうことがあるようです。
それから、保育園は職員間の伝達が上手くいっていない場合があるので、クラス替えなどがあった場合には、新しい担任の先生に再度アレルギーに関する注意事項を伝えた方が安心です。
アレルギーでの事故を防ぐためにも、親が気を配ることも大切です。
偏食が多い子ども、食べてくれるのかが心配
どうしても野菜を食べてくれない、好きなものしか食べてくれずに食べるものが偏ってしまっている子どもは多いものです。始めての保育園の場合、給食を食べてくれるか心配するお母さんは多いでしょう。ですが、ほとんどの場合心配はいりません。
お家では絶対に口にしなかったものでも、周りのお友達が食べている様子を見て、自分で食べてくれることがあります。お友達の影響はとても大きいものです。
また、保育のプロである保育士さんが上手に食べるよう促してくれるので、苦手だったものが食べられるようになる子どももいます。
最近は、給食を無理に食べさせることはせずにお残しを許可している園が多いので、無理やり食べさせることはせず、子どもが自発的に食べるように誘導してくれます。
中には、保育園では食べてくれるのにお家では相変わらず食べてくれない、といった子もいますが、無理に食べさせることはせずに見守ってあげましょう。
偏食や嫌いな食べ物はないが、食べることがあまり好きではない子もいます。そういった子どもの場合でも、やはり周りに促されて少しずつ食べられるようになる子が多いです。
それでもどうしても給食を食べてくれない子どもの場合は、食べさせようと努力するよりもあきらめてしまい、お家での食事でバランスを保つようにしましょう。
子どもの成長を見守ることが親にできること
今までは、親が与えた食事しか口にしてこなかった子どもが、初めて親以外のお友達に囲まれて食べる給食は、子どもにとっても大きな変化です。まずは子どもがその環境に慣れるまで、親は焦らずに子どもの成長を待ちましょう。
保育園では、親が思う以上に子どもは様々な神経を使っています。偏食な子ども、好き嫌いが多い子どもが保育園では給食を食べてくれるということは、それだけ子ども自身が頑張って努力しているのです。
お家では好き嫌いを言ったり我がままを言ってしまうのは、甘えているんだと大きな気持ちで受け止めてあげましょう。
また、アレルギーが原因で他のお友達と同じものを食べることができない子供も、我慢するストレスを感じていますので、お家で親のしっかりとしたフォローが必要です。子どもが保育園生活が楽しめるようになって給食が楽しみな時間になると良いですね。
まとめ
初めての保育園給食への不安を解消
アレルギーが心配
偏食が多い子ども、食べてくれるのかが心配
子どもの成長を見守ることが親にできること