赤ちゃん がつかまり立ちをする頃になると気になるのが歩行器。「便利」という意見の一方で「身体に悪い」という話を耳にして躊躇してしまいますが実際、 歩行器 とはどういうものでいつから乗れるようになるのでしょうか。
赤ちゃんはいつから歩行器に乗れる?身体に悪いって本当?
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歩行器ってどんなもの?
下の輪にタイヤがいくつかつき、上の輪の中に布やビニール素材で赤ちゃんが足を通して座れるようになっています。音のでるおもちゃがついているものや赤ちゃんの大好きなキャラクターのもの、折りたたんで収納できるものもあります。
タイヤがロックできるものはそのまま食事をさせることもできますし、高さが調節できるものならつま先立ちにならないよう足の裏が床にピッタリとつくようにするとバランスを崩して転倒してしまうのもふせげます。
また下の輪の周りにやわらかい素材がついていて家具の角に傷がつきにくいという、お母さんにうれしい工夫がされているものもあります。
いつから乗れるようになるの?
平均的に生後5~6ヶ月目くらいから座れるようになり、7~9か月くらいでハイハイをはじめ生後10ヶ月くらいからつかまり立ちをし始めます。(もちろん個人差もあります)その頃になると筋力もついて腰もすわり、歩行器にも乗れるようになります。
歩行器を使うと身体によくないって本当?
昔は歩行器を使う家庭が多かったので、ご両親やおじいさんおばあさんに「歩行器使わないの?」と言われることもあるかもしれません。ですが最近ではハイハイの時期が長ければ長いほど肩や腕、手の筋力が発達してよいといわれています。
早く歩いてほしい!と早くから歩行器に乗せても、筋力がしっかりついていないと歩けるようになるわけではありません。むしろしっかり腰がすわってからでないと腰に負荷がかかってしまいます。
またハイハイの時期が長いほうが成長してから転びにくくなり、手先を器用に使えるようになるそうです。
「便利だよ」の理由を聞いてみる。
年の近いお子さんをお持ちの先輩ママから「便利だよ」といわれたら、その理由やどんなものを使っているのかを聞いてみるのもよいのではないでしょうか。
歩行器は長時間そこに赤ちゃんを座らせるのは成長のためにもよくありませんが、つかまり立ちをするようになるとハイハイが始まったとき以上に目が離せません。
ハイハイだけの時は床や赤ちゃんの手の届く範囲に危ないものがなければ、食事の支度中などちょっと目を離すくらいは大丈夫ですが、つかまり立ちをするようになるとそのちょっと目を離したすきにコロンと転がってしまったり、テーブルの角にぶつけてしまうこともあります。
そういう時には歩行器に乗せるのも良いのではないでしょうか。寝ているときとは違う目線で世界が見え少しなら自分の意思で動くこともでき、体を起こした状態でおもちゃで遊ぶこともできて赤ちゃんの気分転換にもなるかもしれません。
買っても使わなかったらどうしよう?
大型赤ちゃん用品を購入する際にいつも悩んでしまうのが「買っても使わないかも?」ということです。せっかく買っても赤ちゃんが気に入って使ってくれないと親としてはがっかりしてしまうこともあります。
最近ではレンタル店でも赤ちゃん用歩行器をレンタルしてくれるところもあるようです。買おうか迷っている方、気になる方はお近くのレンタル店を調べて試してみるのも良いのではないでしょうか。
赤ちゃんの成長や気持ちに寄り添ってみて。
日々できることが増えていく赤ちゃんですが、初めてのことは怖がることもあるかもしれません。歩行器に乗れるくらいには身体もしっかりしてきたし、少しの間乗ってほしい!とお母さんが思っても慣れるまでは乗せると泣いてしまう赤ちゃんもいます。
そういう時にはあせらず「自分で動けて楽しいね」「ねんねじゃなくてもおもちゃで遊べるね」など少しずつ赤ちゃんが楽しいと思ってくれるようにできると良いです。
まとめ
赤ちゃんはいつから歩行器に乗れる?身体に悪いって本当?
歩行器ってどんなもの?
いつから乗れるようになるの?
歩行器を使うと身体によくないって本当?
「便利だよ」の理由を聞いてみる。
買っても使わなかったらどうしよう?
赤ちゃんの成長や気持ちに寄り添ってみて。