「児童扶養手当はいくらもらえる?自動で計算してみよう!(前編)」では、扶養手当の支給額や手当を受けられる人についてご紹介いたしました。後編では、 児童扶養手当 の所得制限や支給額 計算 についてお伝えいたします。
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児童扶養手当はいくらもらえる?自動で計算してみよう!(後編)
児童扶養手当の所得制限額
児童扶養手当を受給する場合、扶養親族の人数によって所得制限額が定められています。所得額とは受給者の収入から給与所得控除などを引いて、養育費の8割を加算した金額のことです。
所得額の計算方法
所得額=年間収入金額-必要経費(給与所得控除額)+養育費の8割-8万円-諸控除
諸控除には寡婦控除(27万円)。特別寡婦控除(35万円)、障害者控除(27万円)、特別障害者控除(40万円)、勤労学生控除(27万円)、配偶者特別控除、医療費控除、小規模企業共済など掛け金控除が含まれます。
扶養親族が0人の場合
- 全部支給では所得額19万円未満まで
- 一部支給では所得額192万円未満まで
扶養親族が1人の場合
- 全部支給では所得額57万円未満まで
- 一部支給では所得額230万円未満まで
扶養親族が2人の場合
- 全部支給では所得額95万円未満まで
- 一部支給では所得額268万円未満まで
扶養親族が3人の場合
- 全部支給では所得額133万円未満まで
- 一部支給では所得額306万円未満まで
児童扶養手当の支給額の計算方法
対象児童が1人のときは所得に応じて10円刻みで計算されます。
- 手当月額=42,290-(受給者の所得額-所得制限額)×0.0186705
児童扶養手当の支給停止
児童扶養手当の受給期間が5年以上、支給開始事由発生から7年を経過した時に適用除外理由に該当する場合を除いて手当の一部が支給されなくなります。
児童扶養手当の支給額計算を自動でできるサイト
児童扶養手当の支給額が自動でシュミレーションできるサイトを紹介します。
- 平成28年度の支給額のため全部支給が42,330円になっています。
- 就労収入が時給から計算できるので、これからもらいたい予定の人がシュミレーションできてとても便利です。
- 給与所得控除後の金額から計算します。前年度の確定申告書や源泉徴収票などを用意してから記入しましょう。
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まとめ
児童扶養手当はいくらもらえる?自動で計算してみよう!(後編)
児童扶養手当の所得制限額
児童扶養手当の支給額の計算方法
児童扶養手当の支給停止
児童扶養手当の支給額計算をを自動でできるサイト