私立や国立の小学校などの人気は衰えることがありません。小中一貫した教育が受けられる、学校により独自のカリキュラムが受けられる、など受験をすることに大きなメリットを感じる親御さんが多いようです。そんな小学校の 受験 について知っておきたいことを まとめ ました。
知っておきたい小学校の受験についてのまとめ
小学校を受験するメリット
小学校は義務教育ですから、受験をしなくても誰でも入学することができる学校です。それでもあえて受験を選択することにはどんなメリットがあるのでしょう。
まず第一に一貫した教育を受けられるといった点があげられます。小中高、または大学まである学校でしたら、校内の試験で進学ができます。途中から他の学校から受験をして入学するよりも、はるかに進学しやすいといったメリットが大きいです。
次に私立の場合は、教師の異動がないといった点もメリットになります。学校側の採用の時点で、ある程度の教師の質が保たれていますので、学校の教育レベルにあった教師による授業を子どもたちは受けることができるのです。
それから国立の場合は学費が比較的安い、という点もメリットになります。公立と比べて極端に安いわけではありませんが、国立ということで安く抑えられる場合が多いようです。
小学校を受験するデメリット
やはりメリットだけではなくデメリットも考慮する必要があります。公立の小学校と比べてどんなデメリットがあるのでしょう。
まず、私立の場合にいえるのは、学費の高さは大きなデメリットといえます。公立の学校ですとほとんどは給食費や雑費などしかかかりませんが、私立の小学校では大きな金額の授業料を納める必要があります。
つぎに公立の小学校は、ほとんどが徒歩で登校できる範囲にありますが、受験をする学校の場合は家から徒歩で通える圏内にあるとは限りません。電車やバスなどを利用しなければ通えない場合も少なくありません。入学したばかりの一年生には、やはり大きな負担になります。
また、学校が遠いことから、近所のお友達が少ない、といったこともあります。生徒はみなさまざまな地域から登校してくるため、お友達の家に遊びに行くことも気軽にできません。子どもらしく遊ぶことが難しい環境にはなってしまいます。
とくに夏休みなど長い休みに入ってしまうと、学校のお友達と遊ぶ機会が少なくなってしまいます。
そして何よりも子どもの負担になることといえば、やはり受験勉強をしなければいけないといった点です。どの学校を受験するにしても、準備なく合格できることはありません。小学校受験の場合は幼稚園の頃から学習を習慣づける必要があります。受験準備が大変なことも、デメリットになります。
メリットデメリットを踏まえて
小学校の受験に関しては、幼稚園、もしくは幼稚園入園前からの準備が必要になってきますので、まだ本人の意思を尊重する、ということも難しい年ごろです。もちろん受験のためにはある程度は本人のやる気がないといけませんが、結局は親が子どものために検討する必要がでてきます。
メリットデメリットを知った上で検討することをおすすめします。親のエゴや見栄だけで選択するべきではありません。受験が向いている子どもでしたら、デメリットもメリットに変わることもあります。
例えば登校まで電車やバスを利用することで自立心が生まれるといった子もいますし、一貫教育では同じメンバーで小学校中学校と長い時間を過ごすため、お友達とより深く関わることもできます。
公立の小学校には、さまざまな環境の子どもたちがいます。できれば環境の似た子どもたちの中で育てたいのでしたら、自分たちの環境にあった学校を選ぶことができるのも受験するからこその選択です。
子どもの個性によりデメリットもメリットに変わることがあるのです。まずは親が我が子の個性をよく見つめることが大切なのです。
まとめ
知っておきたい小学校の受験についてのまとめ
小学校を受験するメリット
小学校を受験するデメリット
メリットデメリットを踏まえて