長い期間勉強しなければならない受験シーズンは誰もが気が滅入るばかりです。そこで受験生には集中力が切れて気落ちしないように自分をふるい立たせる手段が必要になります。中でも応援ソングを聴くということは大きな励みになるようです。
今回は 受験 時の 応援ソング を紹介します。
応援ソングで長く辛い受験を乗り越えよう!(前編)
なぜ受験シーズンに応援ソングが必要?
受験シーズンは誰もがみんな頑張っています。特に浪人生活を送っている人にとっては「今年こそ!」という強い気持ちをもって過ごすことになります。自分も一生懸命頑張っているつもりでも、周囲の受験生たちが懸命に勉強する姿を目にするとどうしても不安がつのります。
受験シーズンはそんな気持ちをどうにかして跳ねのけたいのです。スポーツをしたり、ショッピングや友達とのおしゃべり、そしてライブや音楽フェスに出向いたりすることも良いでしょう。しかしそれは全てお金がかかったり、勉強時間を割かなければなりません。
たまにはゆっくりと時間を割いて息抜きをすることもとても良いと思います。しかし受験生は息抜きをしたいと思う反面、勉強時間を割く息抜き自体が不安要因になってしまう場合もあります。
そんな中で受験勉強をしながら、登下校、塾や予備校に行き帰りなどに音楽を聴くということは無駄な時間を使うこともない一方で、勇気づけてくれるような応援ソングであれば受験でふさぎ込んだ気持ちを発散させてくれるという手段なのです。
受験シーズンに聴く人気の応援ソングは?
さまざまなレコード会社や音楽サイトで「受験シーズンに聴くあなたの応援ソングは?」というアンケートが実施されています。
その多くの回答の上位には「サクラ咲ケ(嵐)」、「負けないで(ZARD)」、「栄光の架橋(ゆず)」、「YELL(いきものがかり)」や「YELL~エール~(コブクロ)」が入っています。
「サクラ咲ケ(嵐)」は2005年3月23日リリース。CMソングで使用されていたことから嵐ファンでない人も含めた幅広い年齢層が知ることとなります。伴奏自体も元気に走り出すような勢いのある音調になっていて受験で息詰まっている気持ちが吹っ切れるように元気になれるようです。
「負けないで(ZARD)」は1993年リリース。既にリリースから20年以上も経っているにも関わらず、毎年日本テレビ24時間テレビのマラソンのコーナーをはじめ、さまざまな挑戦を後押しする応援ソングとして歌われています。そのため受験だけでなく幅広い年齢層の人たちが知る代表的な応援ソングといえるでしょう。
「栄光の架橋(ゆず)」は「何度も何度も諦めかけた夢の途中」、「もう駄目だと全てが嫌になって逃げ出そうとした時も思い出せばこうしてたくさんの支えの中で歩いていた」、「悲しみや苦しみの先にそれぞれの光がある」など、受験の苦しく追い詰められそうになる気持ちの中で、この曲は受験を乗り越えた明るい未来を想像させるようです。
これも上位に入っている曲「GLORIA(YUI)」は2010年リリース。歌詞の中の「サクラ咲く頃にきっと新しい自分に出会えるの」や「ユメじゃないはずよ 報われると信じてる」、「負けてない」など受験を乗り越えて合格した春の時期の自分の姿を連想させる応援ソングのようです。
「YELL~エール~(コブクロ)」や「YELL(いきものがかり)」は曲名にYELLが付いていることで応援的なメッセージを感じるようです。「Dear…(西野カナ)」は基本的には恋愛を歌ったもので応援的なメッセージはないように感じます。
しかし受験は誰もがライバルであるかのように長く一人で黙々と頑張らないといけない時間に多くの人が感じる孤独感。「強くなれるよ 二人一緒なら この先も どんなことでも乗り越えられるよ」という歌詞が一人じゃない、きっと乗り越えられるということで勇気づけられるようです。
また少数意見の中には「終わりなき旅(Mr.Children)」がありました。「閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていて きっときっと僕を動かしてる」や「いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい もっと大きなはずの自分を探す」という歌詞があります。
受験生にとってその1回の受験で合格が決まるとは限りません。来年、再来年と挑戦しなければならない人も多くいます。
そんな人たちにとってこの曲は「まだこの道は続くかもしれないけれど、この先には生まれ変わった大きな自分(合格した)を見つけ出せるかもしれない」という思いを連想させるようです。
まとめ
応援ソングで長く辛い受験を乗り越えよう!(前編)
なぜ受験シーズンに応援ソングが必要?
受験シーズンに聴く人気の応援ソングは?