誰でも大好きだった洋服にシミや汚れをつけてしまい、着られなくなることがあります。その服のパターン(柄、模様)やプリントデザインが好きで捨てられない時、好きだった部分を活かして 子供服 に リメイク してみてください。
着なくなった大人服を子供服に可愛くリメイク
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子供服には無い、大人服のテキスタイル
子供服には子供に似合う可愛らしい色や模様に加え、さわり心地を重視した布地が使われています。それはそれでいいのですが、たまには子供だって背伸びしてみたい時があります。
大人服は子供服にあまり見られないペイズリーパターンや皮テキスタイルを使うことや、また色味も渋いカーキやボルドー、辛子色などがあります。
そしてスタイリッシュなデザインのプリントが布に描かれているものもあり、気に入った服であればいつまでも着たいお気に入りとしてクローゼットにしまわれています。
シミや汚れ、傷がついてしまいもう着られなくなったお気に入りの服や、体型が変わってしまい前のように着こなせずにクローゼットの肥やしとなっている大人服は、思い切って我が子の洋服へリメイクすることをおすすめします。
大人服は面積が大きいのでリメイクは簡単
大人服は子供服に比べてかなり面積が大きいので、子供服にリメイクすることはそんなにむずかしいことではありませんから、裁縫が得意ではない方でも気軽にリメイクすることができます。
型紙を取る場合も、出来上がっている大人服の上から前身ごろと後ろ身ごろを一度に裁断することができるため、リメイクは裁断の工程が少なめです。
大人服は裁断後もたっぷり生地が残っていますから、首回りや裾まわりのバイヤステープを残りの生地から取ることも可能です。シミや汚れた部分は避けて裁断するか、子供ならではのアップリケを上から貼って汚れた部分を隠しても可愛くできあがります。
今子供の着ている服が型紙になります
子供が今着ているサイズのTシャツやズボンを、リメイクする大人服の生地の上に置けば、それでもう型紙の出来上がりです。この即席型紙で大きさを決めてから自分で直線や曲線を綺麗に描けば、ミシンのたどる道も問題ありません。
大人シャツの裾にリブが入っているようでしたら、それは子供ズボンの足のリブに活用できます。
大人服の模様やプリント部分、ポケットをそのまま活かすには生地が足りないようでしたら、「パッチワーク風」に袖や裾だけ切り替え、別の色や生地を用いればむしろ可愛らしさが増します。
大人Tシャツを子供Tシャツやスタイにリメイク
大人Tシャツを子供サイズにリメイクするときは、色や模様だけでなく肌触りが子供にとって心地よい布かを確認し、さらに大人Tシャツの切り取る部分に注意してください。
せっかくですから、布の模様やプリントデザイン部分が中途半端に切れてしまわないように裁断してください。
通常のTシャツだと首回りは伸縮性がありますが、首回りが切り取れない場合はあまった布をバイアス状に裁断し襟周りとして使うことで伸縮性を持たせるとうまくいきます。Tシャツの袖を縫い合わせることに面倒を感じたら、タンクトップという手段もあります。
赤ちゃん用のスタイならすこしの生地があればできますので、兄弟で同じ生地を使って違うものを作りたいときにはおすすめです。スタイは布を二重に重ねて作ります。首の後ろでマジックテープを止めるだけなのでとても簡単です。
Yシャツのボタンやポケットが活かせます
Yシャツは生地の面積が多いですし、ボタンとボタンホール、ポケットや裾カーブの部分などを有効活用すると、おしゃれな子供服が出来上がります。布を裁断するときにボタンを閉めたまま裁断してしまえば、ボタンの付いた子供服が出来上がるというわけです。
Yシャツのボタンはシンプルなものが多いので、可愛らしいボタンに取り替えれば子供らしさが出ます。Yシャツの胸ポケットは、子供のスカートポケットとしてそのまま活用できますし、Yシャツの裾カーブはAラインワンピースの裾としてそのまま使うことができます。
大人服の既存部分を有効活用すればリメイクはとても簡単にできますので、好きな生地やデザインプリントの服は捨てずに取っておいてお子さんのために活用してみてください。
まとめ
着なくなった大人服を子供服に可愛くリメイク
子供服には無い、大人服のテキスタイル
大人服は面積が大きいのでリメイクは簡単
今子供の着ている服が型紙になります
大人のTシャツを子供Tシャツやスタイにリメイク
Yシャツのボタンやポケットが活かせます