いつもはわかりやすい子供も、たまに予測不可能で驚くような言動をすることがあります。子供には親が知り得ない個性がたくさん秘められていますので、親のまだまだ知らない子供の個性を 個性学 で確認し、親子で分かり合える家族を目指してください。
親のまだまだ知らない子供の個性を個性学で確認しよう
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一昔前に爆発的に流行った動物占いは、個性学です
10年以上前になりますが、動物占いが爆発的に人気となったことを覚えていますか。動物占いは、実は個性学のことだったのです。個性学とは生年月日による性格の傾向を統計化したもので、四柱推命や子供産みわけカレンダーなどのような東洋の統計学の一種です。
もちろん生年月日だけで個性の全てを解き明かせるということではなく、傾向として生まれた瞬間に持っている不思議な力のようなものを分類化し表現しています。
その証拠に動物占いは「だいたい当たっている」という確率の高さが人気だったのであり、100%個性を表現できているという人気ではなかったはずです。
さらに動物占いは、動物の習性がそれぞれの個性を象徴していたため、人気に拍車がかかったといってよいものでした。
信じがたいけれども概ね当たっている個性学
生年月日が持つ不思議な個性の傾向といわれても、なかなか信じがたいものです。懐疑的に自分の生年月日を打ち込んで結果を見てみると、自分の認識している自分について書かれていることが意外と多く、概ね当たっているといっても過言ではないのが個性学です。
どんなに同じ環境で育ってきた兄弟でも、どんなに容姿が似ている姉妹でも、その個性は1人1人違っており、同じ状況においてさえ違う考え方や言動をみせます。
これは科学的に説明しがたい人間の個性に違いなく、この個性があるからこそひとりひとり輝くことができるのです。
親子であっても兄弟であっても個性は全く違う
我が子がお腹の中にいたころ子供と母親は一体化していたのに、産み落とされた瞬間から全く違う個性が始まるというのは、なんとも神秘的なことです。子供が個性を見せ始める時期は幼少からといわれており、2、3歳から個性は発揮しているのです。
小さな子がスーパーマーケットで「これ買って!」とひっくり返って泣き叫んでいる状況は、すでに自己主張をはっきりするタイプの個性を持っているといえます。
勉強が本格的に始まる小学校中学年を過ぎると、勉強に向かう我が子の姿勢が過去の自分とまるっきり同じだったりすることもあります。
兄弟でも、早くから試験対策を始める兄に対してギリギリまで試験勉強を始めない弟など個性はさまざまで、目指すゴールは同じであれ、ゴールまでの道のりは人の数と同じだけあるといわれていることが実体験として理解できます。
これだけ個性が違うのですから、親が子を叱るという行為は一体何が正しいのか疑問になってしまいそうです。
いつも見ている子供の秘めた個性を客観的に確認
目の前の子供のことは、実は主観的に見てしまっていることが多いのです。目の前に起こる事実だけで子供の個性を判断することは時期尚早です。子供の表面上の個性しか見ていないともいえます。
例えば子供が塾や習い事に通っている時の集中に満ちた顔は、家では到底見ることのできない表情であり、また子供が頭の中でどのように物事を理解しているかということは、子供自身以外の誰も知ることができない個性なのです。
同じ問題を解くときに、答えは同じでもどのようにしてその答えに辿り着いたかは驚くほど違い、子供に聞いてみて初めて子供の新しい一面を発見することになるのです。
このようなことから、一度個性学を使って子供の生年月日を記入し、子供の個性を客観的に把握することをおすすめします。自分が見たことのない子供の言動はたくさんあり、それを包括的に書き記しているのが個性学です。
子供に頭ごなしに怒る前に子供にも未知なる個性があることを思い出し、子供にその言動の理由を聞いてみる余裕を与えてくれるのもまた個性学なのです。
子供の個性を把握して分かり合える家族になろう
子供の個性を客観的に把握しておくと、親は子供にとって嬉しい言葉を一言かけてあげることができるようになります。
また子供にも未知なる個性があることを肝に命じておくと、親は子供とわかり合おうとする言動を取るようになり、結果として幸せのツボが家族に押され、毎日心地よくいつまでも仲の良い家庭になるに違いありません。
まとめ
親のまだまだ知らない子供の個性を個性学で確認しよう
一昔前に爆発的に流行った動物占いは、個性学です
信じがたいけれども概ね当たっている個性学
親子であっても兄弟であっても個性は全く違う
いつも見ている子供の秘めた個性を客観的に確認
子供の個性を把握して分かり合える家族になろう