親になってみて初めて親の苦労が分かるものです。自分の 子育て は間違っていないのだろうか?この子のために自分はどうしたら良いのだろうか?など悩みがつきものです。育児書を読んでも答えが見つからない、そんな時にぜひ知っておいていただきたい 名言 をご紹介いたします。
子育てに悩んだときに知ってほしい名言
子供を叱ってばかりで疲れてしまった時の言葉
子どもがいたずらばかりしたり、大人を困らせてばかりいる時期には「どうしてうちの子はこんなにダメな子なんだろう」と他の子と自分の子を比べて落ち込んでしまう方もいらっしゃると思います。
手塚治虫さんのこんな名言が残されています。子どものしてしまったことばかりに目を向けずに、その背景に目を向けて子どもの話しを聞いてあげることを大人は忘れてしまいがちなんだと再確認できます。
「『ダメな子』とか『悪い子』なんて子どもは、ひとりだっていないのです。もし、そんなレッテルのついた子どもがいるとしたら、それはもう、その子たちをそんな風に見ることしかできない大人たちの精神が貧しいのだ 手塚治虫」
子育てを何年か経験してくると、子どもを初めてこの腕に抱いた時の気持ちを忘れてしまいがちです。ついつい毎日叱ってしまい、口うるさく言ってしまうことが多くなってくると思います。そんな時にこの名言を心に刻んでください。
「子どもたちは批判より模範を求めている ジョセフ・ジュベール」
自分の育て方は間違っていないかと悩んでしまった時の言葉
子どもの将来のために自分は何をしてあげたら良いのか、子育てをしている方でしたら一度は抱える悩みです。子どもに深い愛情を注ぐことはできても、この子のためにどうすべきなのかを思い悩んだ時に救ってくれるエジソンの名言です。
「私を作りあげてくれたのは、母だった。母は私を理解し、性質が向いている方へ進ませてくれた。もし母が私を認めず、信じてくれなかったら、とても発明家にはなれなかっただろう トーマス・エジソン」
自分が親になると、子どもの目線で物事をみることが難しいので、ついつい大人の価値観を押し付けてしまいがちです。子どもに反抗されて、はっとする事もあるでしょう。子どもの目線になり認めてあげると、子どもは自信を持って伸びて行くのだと教えてくれる名言です。
「認めてあげれば、子どもは自分が好きになる ドロシー・ロー・ノルト/子育てカウンセラー」
初心に帰れる言葉
毎日子どもの行動や言葉に振り回され、育児が上手くいかない日々を送っていると、子育てをしていることの意味が分からなくなり、親としての自信を失ってしまいます。子育てすることの素晴らしさを思い出させてくれる言葉です。
「育児くらい崇高ですばらしい仕事はない 井深大/ソニー創業者」
子育てや家族は一人で作ることはできません。でも、上手くかみ合わずに焦ってしまったり、仲の良さそうな他の家庭が上手くいってるように見え、焦ってしまうことがあります。家族関係に悩んでいる時に思い出していただきたい名言です。
「家族とは『ある』ものではなく手をかけて『育む』ものです 日野原重明/日本の医師」
この世に生まれてきた事にどんな意味があるのか。いつの日かあなたの子どもも疑問に思う日が来るかもしれません。それを教えてくれる名言があります。
子どもに胸を張って、こう答えられる大人になりたいものです。そしてあなたの子どもが将来、この名言にあるような人間になれたら素晴らしいですね。
「お子さんから『何のために生きるの?』と聞かれたら『誰かを幸せにするために生きるのよ』と答えてあげてください 瀬戸内寂聴」
親も子どもと一緒に成長するもの
子育ては悩みの連続だからこそ、色々な方の考えを知るべきです。自分の考えだけで答えのでるようなものでしたら、悩むこともないからです。はっとする言葉や考えさせられる言葉に出会い、自分の中でそれを消化して、親としての糧にするのです。
子どもの成長課程は、親である自分の成長課程でもあります。子育てが終わるまで、何が正解で何が間違っていたのか、答えはでないのかもしれませんが、きっと親である自分を誇れるようになった時、あなたの子どもは、とても立派な誇れる大人に成長しているはずです。
親が悩む分だけ、子どもは成長するのではないでしょうか。
まとめ
子育てに悩んだときに知ってほしい名言
子供を叱ってばかりで疲れてしまった時の言葉
自分の育て方は間違っていないかと悩んでしまった時の言葉
初心に帰れる言葉
親も子どもと一緒に成長するもの