初めての子育てには不安や心配なことがたくさんあるものです。周りに相談する人がいればいいのですが、核家族家庭の多い現代ではどうしても密室育児になってしまうお母さんも多いようです。
そんなときに利用してほしいのが「子育て支援センター」です。 子育て 支援センター はどのようなことをしているのかをご説明します。
子育ての強い味方!支援センターをご存知ですか?
孤独な子育てからお母さんも赤ちゃんも救いたい!
赤ちゃんを授かり育てることはとても幸せなことです。しかし実際の子育ては想像以上に大変なことでもあります。お母さん業にお休みはありません。「産後うつ」という言葉があることからもわかるように、お母さんは精神的にも体力的にも毎日クタクタになります。
家族やまわりのサポートがあってこそ、安心して子供を育てることができるのですが、「核家族の家庭でお父さんは仕事が忙しくてなかなか育児に協力できない」「まわりに相談できる人がいない」という環境で子供を育てなければならないお母さんもいるでしょう。
「赤ちゃんが泣き止まない」「どうやってあやせばいいのかわからない」「わが子がかわいいと思えない私は母親失格?」そんなふうに追い詰められて、本当にうつ病になってしまったり子供を虐待してしまうということだってあるのです。
厚生労働省は子育てに関して様々な支援のための政策を行っています。その一環として「子育て支援センター」の存在があるのです。
子育て支援センターってどんなところ?
「子育て支援センター」とは、子育て支援のための地域の総合的拠点のことです。
厚生労働省のホームページを見ると「公共施設や保育所、児童館等の地域の身近な場所で、乳幼児のいる子育て中の親子の交流や育児相談、情報提供等を実施」「NPOなど多様な主体の参画による地域の支え合い、子育て中の当事者による支え合いにより、地位の子育て力を向上」というのが地域子育て支援拠点の概要とされており、全国で2,500箇所以上が設置され、様々な取り組みをしています。
インターネットで「子育て支援センター」というキーワードで検索をかけると、全国の支援センターの取り組みを見ることができます。親子で参加できるイベントを企画しているほか、育児の相談窓口や子育てに役立つ講座の開講、緊急時の保育対応などを行っている施設がたくさんあります。
自分の住んでいる地域の支援センターを調べて、どんな取り組みを行っているかを知っておくと良いでしょう。ほとんどのイベントや講座は無料で参加できます。またお母さん向けの講座だけでなく、お父さん向けの講座もたくさん企画されています。
それでも孤独を感じてしまうときには?
インターネットのブログや投稿を読むと、子育て支援センターのイベントに参加してみたけれど、参加者の輪に入って行けず孤独を感じたという人も少なくありません。
最初から友達同士で参加している人もいるので、一人で参加している人は他のお母さんに話しかけることすら勇気がいるということもあるようです。支援センターによって雰囲気も違うので、1箇所だけでなくいくつかのセンターのイベントに参加してみることも大切です。
どうしても合わないのであれば無理に友達を探す必要はありません。気分転換のつもりでイベントに参加するというくらいの気軽さでいいのです。普段赤ちゃんと二人きりでいるお母さんにとっては、いろんな親子を見てそれぞれの個性を感じるだけでも刺激になるはずです。
しかしその刺激すらつらく感じてしまい子供を育てることに強い不安を感じるようなときには、支援センターの相談窓口に相談してみましょう。
子育てに関する様々な支援があっても、それを知らない人も多いのです。相談することで解決の糸口が見つかることもあるので、一人で悩みを抱え込まないことが大切です。
まとめ
子育ての強い味方!子育て支援センターをご存知ですか?
孤独な子育てからお母さんも赤ちゃんも救いたい!
子育て支援センターってどんなところ?
それでも孤独を感じてしまうときには?