新米の親達は自分の子供にとって最善の方法を考え、試行錯誤しながら子育てをしています。けれども、時には子育てに失敗したと思うことがあると思います。そこで今回は、起こりうる重大な 子育て の 失敗 とその対処方法についてご紹介します。
大きな子育ての失敗を少なくするためにできること
子供が話をしたくない親
元気がない時や様子がおかしい時に親には何も話さない子供がいます。聞き方やタイミングが悪いこともあるかもしれません。けれども、他の原因も考えられます。それは、子供が親に話をしても受け入れてもらえないと思っていることです。
普段、子供の話をきちんと聞いてあげているか、自分の考えを押し付けて子供の考えを否定していないかを振り返ってみてください。
例えば、子供が話している時に、スマホやパソコンの画面を見たまま話を聞いたりしていませんか?それから、大人も同じだと思いますが、子供も辛い時などは、ただ自分の話を聞いて理解して欲しいのです。親に意見やアドバイスは求めていないのです。
また、頻繁に叱られているので、話をしたらまた怒られると思って話をしなくなる場合もあります。一度、閉じた子供の心を開くのは大変ですが、そうなってしまった場合にも諦めずにじっくり子供と向かい合ってみてください。
子供を傷つける親の行動
欧米では、親が人前でも子供にキスをしたりハグをしたりします。そして、愛情を表現する言葉を頻繁にかけます。例えば、フランス語を話す人は、自分の子供のことを「Mon chéri (最愛の人)」や「Mon cœur(私の心)」と呼びかけたりします。日本では考えられません。
そして、子供がいる前で、その子のことを悪く言う欧米人はあまりいません。けれども、日本人は謙遜する文化を持っているので、子供がいる前で親は本当にはそう思っていなくても他人に子供のことを悪く話すことがあります。
例えば、「うちの子は気が利かない」とか「うちの子は愛想がない」と言うようなことです。これは親が思っている以上に酷く子供を傷つけます。幼い子供は謙遜が理解できません。
頻繁にこのようなことがあると子供は親が自分のことが嫌いだと思い込んでしまいます。子供の自慢をする必要もありませんが、子供の前で他人にその子を否定するような発言は避けた方が良いです。
親に愛されていないと思う子供
子供は親に自分のことを一番に愛して欲しいと思っています。けれども、上の子供は、弟や妹が生まれた後、お父さんやお母さんの愛情が自分からなくなってしまったと心配になります。
それに追い打ちをかけてお姉ちゃん(お兄ちゃん)だから、我慢しなさいというような言葉をかけられるたびに下の子の方が愛されていると思ってしまうことがあります。親が自分のことを一番に愛していないと思うと、親に嫌われないように良い子でいることを心がます。
けれども、すっと自分を抑えて良い子でいるのは辛いので保育園や幼稚園、成長すれば学校で問題行動を起こしてしまうことがあります。どうしても下の子供の方に手がかかるので、中々上の子供のことを子供が一人だった時のようには見てあげられないと思います。
けれども1日の中で一度でもいいので、上の子供と向き合う時間を作ってください。子供は親に愛され、必要とされていることが分かると心が安定します。
信頼される親になるために
自分の子供を愛していない親はいないと思います。だから、一生懸命考えて子供を育てていると思います。頑張っているからこそ、時には失敗することがあると思います。
例えば、自分のストレスを子供にぶつけてしまうことがあるかもしれません。子供の話を聞かないで、頭ごなしに叱ってしまうかもしれません。失敗に気がついたら、それを素直に認めて、前向きな解決策を見つけてください。
自分にも子供にも完璧は求めないでください。親に完璧を求められた子供は、失敗を恐れるようになります。そして、大好きな親に怒られないようにするために全てのことを頑張り、結果が出ないと心が折れてしまいます。
子供にいろいろ求めすぎず、「あなたのことを愛しているよ」と素直に子供に伝える努力をしてみましょう。そして、強い信頼関係を築いていくことが子育てで失敗を防ぐために大切なことです。
まとめ
大きな子育ての失敗を少なくするためにできること
子供が話をしたくない親
子供を傷つける親の行動
親に愛されていないと思う子供
信頼される親になるために