高校生 の 彼氏 事情は近年ではどのような傾向にあるのでしょうか。近年では草食系男子という言葉もあるように成人になっても自信がない、また恋愛が面倒などと言った理由から恋愛に消極的な男の子が増えています。それは高校生になっても同様のようです。
今回は、高校生の彼氏事情についてご紹介します。
彼氏のいない高校生 ~彼氏ができない原因は親?~(前編)
高校生の彼氏事情とは?
ある企業の調査では高校生を対象に「恋人はいますか?」という質問に対し約9割が「いいえ」と回答しています。
そして交際するきっかけとなったのは1位:同級生や同じ学校(約7割)、2位:SNSという結果でした。
「彼氏あり」と答えた女の子たちの中には「別に好きではないけど付き合った」という回答が約5割もあることに驚かされます。
これは「断りづらかった」や「友達に勧められた」、「1度付き合うということをしてみたかった」などの理由から付き合いを始めているようです。
しかしそういった理由から付き合った場合、多くの人たちが約3カ月以内に別れてしまうというカップルが多いようです。
また親にとってはとても気になるところですが、女の子のファーストキス年齢の調査をしたところ平均年齢17.6歳という結果でした。
高校生で彼氏ができるということは親としては心配の種も増えるということです。
親への過度な執着は彼氏づくりの障害にも?!
ある調査会社が女性対象に「あなたは親といつまで一緒にお風呂に入っていましたか?」という質問を行ったところ、1位:小学校1・2年生(33.8%)、2位:小学校3・4年生(30.9%)、3位:小学校5・6年生(13.2%)という結果となりました。
中でも驚くことに、高校生以上(1.5%)になってからも親と一緒にお風呂に入っているという結果でした。
十数年前までは中・高校生になると反抗期から親と話すことが少なくなる子供たちがほとんどでした。
しかし近年では中・高校生の間も反抗期らしい反抗期がなく親との関係も非常に良好のまま成長する子供たちが非常に増えているようです。
一般的に思春期を迎えると親の言動や行動に対して強い不満を感じて反抗的な態度を取るようになります。
これは自身が成長する中で親離れという自立に向かう訓練課程でもあるのです。
しかし近年のように反抗期がなくいつまでも親とベッタリとした関係が続くと、将来自立ができず判断力や忍耐力が乏しくなるという影響が出る可能性があるそうです。
そして何よりも異性への意識というものも持ちづらくなるようです。
親と一緒に入っていたお風呂も「周りの友達が徐々に親と入らなくなってきたから」という理由以外に「自身の体の成長を感じて一緒に入るのが恥ずかしい」などという感情が生まれるものです。
しかし近年のように反抗期がなく親との関係が密の子供は異性の親に対しても「恥ずかしい」という感情があまり生まれないために中・高校生になっても未だ一緒に親とお風呂に入っているという子供たちがいるのです。
一見親は子供との関係が良好で喜ばしいことのように感じます。
しかし順調に反抗期や親離れといった変化がないことで親以外の異性に対する特別な感情が起こりにくくなるということを親はしっかりと考えなければならないのです。
「お父さんと買い物に行ったり映画を見に行く」という高校生も増えていてお父さんも娘から慕われることに非常に居心地よく感じるかもしれません。
しかしある程度の年齢が来たらその役割は親以外の存在の人に任せる決断も必要なのです。
思春期の娘に彼氏ができることは親にとって非常に心配なことでもありますが、子供の順調な成長を考える中で親も子離れが必要だということをしっかりと理解した方が良いのです。
⇒ 後編へ続く
まとめ
彼氏のいない高校生 ~彼氏ができない原因は親?~(前編)
高校生の彼氏事情とは?
親への過度な執着は彼氏づくりの障害にも?!