最近の 高校生 はどのような 恋愛 をしているのでしょうか。
我が子にも彼氏(彼女)ができると親としてはいろいろ心配なことが増えます。子供でもない大人でもない高校生。反抗期の真っ最中というケースもあり親子のコミュニケーション自体が難しい頃でもあるのです。
そんな高校生の我が子の恋愛に親としてどう関わっていけばいいのでしょうか。
「高校生の恋愛と親の関わり方」大切な3つのポイント
最近の高校生はどんな恋愛をしているの?
街中で高校生カップルを見かけるとどうしても派手な言動に目がいってしまいます。
人前でも平気でいちゃいちゃしていたり夜遅くまで出歩いているのを見ると同じ年頃の子供がいる人は「うちの子は大丈夫かしら」、「親は心配していないのかしら」と落ち着かない気持ちになります。
しかし実際にはそんなカップルばかりではありません。
「同じ大学にいくために勉強をがんばる」、「応援してくれる恋人がいるから夢を叶えるためにがんばる」などと前向きになれたり、異性に対しての優しさや思いやりを育むという大切な経験になる付き合い方をしているカップルもたくさんいるのです。
親世代の高校時代と比べて大きな違いはインターネットや携帯電話の存在です。
昔は恋人と電話するためには家の固定電話か公衆電話しかなかったので親に取り次いでもらわなければいけなかったり、長電話をすれば親に叱られるので落ち着いて電話することもできませんでした。
いまは取り次いでもらう必要もなくLINE通話なら無料、そばに親がいて電話しづらいときには文字でのやりとりもできる時代です。
親としては「どんな子と付き合っているのか」「どれくらいの親密さなのか」という情報を知るきっかけがつかめず不安になってしまいます。
ポイントその1:頭ごなしに反対しないこと
高校生の我が子が恋愛をしていると知ったときに「恋愛は大学に受かってからにしなさい」、「成績が落ちたら別れさせるからね」などと言って反対するのはやめましょう。火に油を注いでしまうことになりかねません。
「どうせ親はわかってくれない」と心を閉ざしてしまうこともあります。
高校生のころに異性に関心を持つのは当たり前のことですし、それ自体は悪いことではないのです。
良い付き合い方ができるように見守ることが大切です。
そのためには何かあったときに親に相談することができる環境にしておいた方が良いのです。
高校生はお金のかかるデートはできないので家に連れてきてもいいという状態にしておくと自然に相手のプロフィールも観察できるでしょう。
親自身の経験や考え方によって高校生の子供に対する恋愛観もいろいろあると思いますが、まずは会話のできる状態にしておくことが大切なのです。
ポイントその2:お金の出入りに気をつけること
高校生の子供は親に対して反抗的な態度をとることも珍しくありません。友達や恋人の話を自分からはしない子供も多いものです。
親のほうからそれを聞き出そうとすれば詮索されていると思ってよけいに話さなくなります。
自立心の芽生えは成長の一環として過干渉にならないようにすることも大切ですが、親として最低限アンテナを張っておくべきなのは子供のお財布の中身です。
お小遣いをあげている家庭やアルバイトをさせている家庭など事情はさまざまですが、「最近やたらとお金を使っている」、「おこづかいでは買えないはずのものを持っている」など明らかにおかしいことが続くようならきちんと話をするべきです。
そしてその原因が交際している相手であるのならば注意をする必要があります。
ポイントその3:自己責任についての話をすること
冒頭でも述べましたが高校生は子供ではなく大人でもありません。法律上は未成年ですが女の子は16歳から男の子は18歳から結婚できる年齢でもあります。
身体面においても妊娠や出産が可能な年齢です。高校生の恋愛と聞いて多くの親は「妊娠だけは気をつけて」と思うものです。
もちろん親としてそんなことにならないように教育することは大切なことです。しかし気をつけなければいけないことはそれだけではないのです。
携帯やパソコンで簡単にSNSに写真や動画を載せることができるようになり、子供たちは気軽に自分たちの個人情報を共有(シェア)してそれを公開する傾向にあります。
恋人との親密な画像を撮影しそれをお互いが保存しているだけならいいのですが、別れる際にトラブルになりそれらの画像を勝手にネット上にばらまかれるなどの事件が起きたりしています。
自分で責任の取れることと取れないことについての認識はきちんと持たせるべきです。
その場合も口うるさく一方的に言うより、一緒にテレビなどを観ていてそんな話題になったときに「こういうことについてあなたはどう思う?」と子供に考えさせることが大切です。
まとめ
「高校生の恋愛と親の関わり方」大切な3つのポイント
最近の高校生はどんな恋愛をしているの?
ポイントその1:頭ごなしに反対しないこと
ポイントその2:お金の出入りに気をつけること
ポイントその3:自己責任についての話をすること