給食のある学校では、児童・生徒が給食着や帽子をつけて食事の運搬・配膳・かたづけなどをします。食べるときに給食着を着ることもあります。エプロンなどは学校持ちか個人持ちのいずれかです。個人持ちでは給食着用の給食袋を購入したり手作りしたりします。
使いやすい 給食袋 とはどういうものでしょう。
これは便利|使いやすい給食袋
給食の服装と方式
給食のある学校では児童や生徒たちが交代で当番して給食の運搬・配膳・かたづけなどを行います。そこでは衛生的に食べ物をあつかうために、給食着(エプロンや帽子)が用いられています。
このエプロンなどは学校が準備して当番の子供が順番に使う方式と、個人の持ち物として全員がエプロンなどを持つ方式があります。
後者の場合には当番の子供たちがエプロンと帽子を身に付けて給食の準備や食事をすることがあります。いずれの方式かは学校によって異なります。
給食着が個人持ちの場合
とくに全員がエプロンなどを購入して使う場合には、そのエプロンなどを入れて登下校時に持ち歩く給食袋が必要になります。
汚れた場合には目立つように給食袋は白っぽい袋とすることが多いです。汚れがはっきりすることで衛生的に保つねらいがあります。したがって給食袋を手作りしたい場合には、そのことを念頭に袋用の布を選びます。
給食袋を準備するには
頻繁に持ち歩き、使うと必ず洗濯を繰り返しますから丈夫な布でしかも乾きやすいものが望まれます。ポリエステルと綿の混紡の布などが向いています。太めのひもを通したきんちゃく袋にするとよいでしょう。
この場合、ひもの長さを気をつけます。長すぎるひもは持ち歩いたときに地面についたり、通り過ぎる車に巻き込まれたりするおそれがあるからです。ランドセルの横などに袋をつける場合も同様です。
さらにひもをナップサックのように両肩にわけて背負い、ランドセルの外側を覆うようにデザインすることもできます。
耐久性や価格はまちまちになりますが、市販品として給食着、給食帽、きんちゃく袋のセット品が商品として売られている例があります。こうした市販品に最初のうちに手を加えて、弱い部分を裁縫し直したり、強度を増したりして使わせると長持ちします。
便利な給食袋とは
子供が使うものですから、とくに使いやすさを重視して袋を作ります。細長い袋よりも口を広めにした正方形に近い袋のほうがたたんだ状態で出し入れしやすいです。
きんちゃくのひもはスムーズにうごかせるように太めのしっかりしたひもを使い、ひも通しの穴はひろめに、しかも通常よりも丈夫に縫います。最初からひもを結ぶ周囲の口の部分にあて布をして丈夫に補強しておくとほつれにくく修理の手間が省けます。
さらに個人購入の場合には同じような袋が学校で混在しますから、取り違えないのように目立つ場所にネームラベルを縫い込んでおきます。
学校によって校則が異なりますから、いちがいに言えませんが、個人のものであることをわかりやすくする目的で、好きなキャラクターラベルなどを縫い込んだりステッチしておくこともくふうのひとつでしょう。
給食袋は基本的に白を基調とし、衛生面から汚れが目立たない色は避けるようにします。ひとめ見て汚れていることがだれの目でもわかる色とします。集団で食事をすることから、衛生環境をつねに保つことが求められます。
気持ちよく使いたい給食袋
学校所有の給食袋の場合でも、ほつれや傷みがある場合にはPTAなどで決めたルールにしたがって、気づいた保護者が修繕するようにしたいものです。
裁縫のうまい下手は関係ありません。子供たちが日ごろの学校生活で日常的に使うものですからお互いさまです。気持ちよく使えるように維持していくことがたいせつです。
持ち回りで当番が順番で使う場合にはエプロン、帽子、袋ともきれいに洗濯して、前の方から渡された時と同様にきれいにして次の当番の子供に渡せるようにします。こちらもアイロンがけまですることがルールならばそこまで行います。
高学年の子供ならば家庭科でかんたんな洗濯やアイロンがけを習うわけですから、家事の実践の場として分担させて行わせるのもよいでしょう。
お互いに給食の時間を気持ちよく過ごせるためのルールですから、給食袋について最低限のルールを守ったうえで楽しい給食にしたいものです。
まとめ
これは便利|使いやすい給食袋
給食の服装と方式
給食着が個人持ちの場合
給食袋を準備するには
便利な給食袋とは