「 ママ友 」と聞くと 面倒 なもの、気疲れするものとマイナスイメージを抱く方もいるのではないでしょうか?確かにつき合い方しだいでは、わずらわしくストレスフルなものになりかねません。
どのようにつき合えば心地よい関係が築けるのか、いくつかヒントをあげてみましょう。
ママ友との面倒なつき合い|適度な距離感で快適に
ママ友作りに焦りは禁物
家で過ごすことの多い赤ちゃん期を過ぎ、子供を連れて公園などに出かけるようになると、「そろそろママ友を作りたいな」という気持ちになるものです。しかし、ここで「何とかしてママ友を作らないと」と焦るのは禁物です。
「うまく公園デビューしなくては」などかまえることなく、公園や児童館、図書館など日々出かける先で自然と顔見知りになって、会えばおしゃべりする、といったゆるい友達関係になるのが理想です。
友達を作ろうと気負いすぎたり、逆に気が進まないのにアプローチしてくる人と無理につき合っていては疲れてしまいます。子供に手がかかり、ママの負担が多いこの時期は、ママ友作りは決して無理をしないことです。
1,2才の子供連れではランチをするにも大変ですし、幼稚園などに入ったら自然とママ友はできるもの、とゆったりかまえておきましょう。
幼稚園などに入園してからのママ友関係
一番ママ友とのつき合いが濃くなるのが、幼稚園などに入園してからです。まず、毎日の送り迎えで顔を合わせることから始まり、入園してからのさまざまな行事や参観などでママどうしが顔を合わせる機会がぐんと増えます。
幼稚園が終わった後など、子供たちにせがまれて、お互いの家へ遊びに行く機会も増えてきます。そのうち、気の合う人どうしでグループを組むママ達も出てきます。
「私は人づきあいが得意ではないし、どうしよう…」というタイプの方でも、やはり無理をすることはありません。
気の進まないランチ会にしょっちゅう誘われたり、興味のない買い物に一緒に行こうと誘われる、といった場面で無理をしてつき合っていると、とたんにママ友つき合いは負担になってしまいます。
子供どうしが仲がよく、それをきっかけに知り合った感じのいい人や、顔を合わせれば楽しくおしゃべりできる人達と疲れないペースでつき合う程度で充分です。ママ友とのつき合いには適度な距離感が必須です。
その距離感の合わない人とは、誘いにのる頻度や、ライン・メールなどの返信の頻度などをうまく調整して、自分のペースを乱されないようにしましょう。
小学校入学後はつき合いが激減
毎日顔を合わせていた幼稚園や保育園を卒業して、小学校に入学すると、まず送り迎えがなくなります。
それだけで、他のママと顔を合わせる頻度は激減します。園でひんぱんにあった親子行事なども減り、学校で保護者どうしが顔を合わせるのは1、2カ月に一度の参観日や運動会、発表会といった程度になります。
そうした中でも、時には連絡を取り合い、会ってランチをしながらおしゃべりしたりする、といったママ友が本当に長く続く友達になるでしょう。
小学校高学年以上になると、働くママが一気に増えて、ママ友つき合いはなくなっていきます。ママ友が作れない、ママ友関係がわずらわしいと悩んでいた頃が嘘のように思える時期が必ずきます。
ママ友が作れないと悩む人は、幼稚園や保育園に入園したら自然にできますし、ママ友関係がわずらわしくてどうにもならない、という方は「しょせん子供が幼稚園(保育園)の間だけ」と割り切りましょう。
一番大事なのは、あくまで子供との生活、家族との生活です。子供のためにとママ友と無理につき合い、振り回されてストレスが増え、ママの笑顔や元気がなくなってしまうのは本末転倒です。自分のペースにあった、適度な距離感をもって賢くつき合いましょう。
まとめ
ママ友との面倒なつき合い|適度な距離感で快適に
ママ友作りに焦りは禁物
幼稚園などに入園してからのママ友関係
小学校入学後はつき合いが激減