「いつからどのような環境下で寝返りが始まりやすい?(前編)」では、寝返りがいつごろから始まるものなのかご紹介致しました。後編では、寝返りをするための良い環境について、またその注意点についてご紹介致します。
今回は、 いつから どのような環境が 寝返り をするために良いのかご紹介致します。
いつからどのような環境下で寝返りが始まりやすい?(後編)
寝返りをするための良い環境とは?
いつから寝返りをしてくれるのか焦っている場合日常で赤ちゃんが生活する環境を見直す必要があるかもしれません。赤ちゃんが寝ている周辺をぬいぐるみや小物類などで埋め尽くしている場合は自由に動けるように十分なスペースを作ってあげましょう。
寝返りを覚えるころの赤ちゃんはまだ自分の意志で自由に動き回る事ができません。そのため赤ちゃんの周りには出来る限り広く十分な空きスペースを作ってあげる事が必要になります。
そして仰向け以外の視界を経験させましょう。寝返り前の赤ちゃんはベッドの上では仰向けの世界しか知りません。ママのお腹に赤ちゃんを乗せてしっかりと抑えた上でママが左右にゴロンと体を傾ける動作を何度もしてあげてください。
赤ちゃんはその動きと視界の変化を楽しみ自分自身で同じように動きたいという欲求が出てくるようになります。寝返りは赤ちゃんの体型にも関係しているようです。小柄で何事にも意欲的な赤ちゃんは願いをし始める時期が比較的に早い傾向にあります。
逆に太目で元々動き回る事に意欲的でない赤ちゃんは寝返りだけでなくハイハイやあんよをし始める時期も遅めの傾向にあります。
敷布団は硬めのものを使いましょう。柔らかめの敷布団は赤ちゃんが体に力を入れる事で布団が沈んでしまいスムーズな動きの妨げになります。赤ちゃんの左斜め上・右斜め上の視界の中に興味を持てるおもちゃを置いてあげましょう。
寝返りが打てない赤ちゃんにとって真横(左右)におもちゃが置かれても視界には入りづらく状態にあります。左斜め上・右斜め上の視界には入るけれど少し届かない状態が一番良いのです。そのおもちゃに興味を持って一生懸命つかもうと思う気持ちと行動が寝返りに結び付くのです。
寝返りする頃の注意点とは?
いつから寝返りをしてくれるのか待ち遠しかったパパやママにとっては寝返りを打ち始めることは大きな成長を感じ喜ばしい事です。しかしパパやママとしては赤ちゃんが一人で動けるようになったという事でより注意深く目を配る必要が増えたという事になります。
寝返りをしやすいようにベッドの赤ちゃん周りに物を置かないようにする事はもちろんですが、時に布団自体も障害となってしまう場合があります。やっと寝返りが打ててもそこに布団があって顔がうずまってしまい呼吸がうまくできなくなってしまう場合もあります。
しかし赤ちゃんはまだ自分自身で自由自在に動きがとれないためその状況から抜け出すことが大変難しいのです。また寝返りを始めるとパパやママが思った以上の範囲を移動できるようになります。
赤ちゃんの口に入りそうなものは同じ部屋には置かないようにすると共にベッドで寝かしている場合は必ず柵をするなどして転落の防止対策を取るようにしましょう。
まとめ
いつからどのような環境下で寝返りが始まりやすい?(後編)
寝返りをするための良い環境とは?
寝返りする頃の注意点とは?