赤ちゃんの成長過程の一つに寝返りがあります。寝返りしそうでできない姿は何とも可愛いものがありますが、あと少し!というところまできたら、練習次第ですんなりとマスターできるようになります。どのように 寝返り の 練習 を進めればよいのでしょうか。
赤ちゃんの上手な寝返り練習方法
寝返りはいつぐらいにできるようになるもの?
赤ちゃんの成長は、個々によってまちまちです。一般的には4~5ヶ月程度、遅くても9ヶ月頃までには寝返りができるとされていますので、気長に見守ってあげるようにしましょう。中には、寝返りよりも先にお座りやハイハイをマスターする赤ちゃんもいるようです。
赤ちゃんが自分から「寝返りしたい」と思っているようなら、ちょっと手を貸してあげることで練習を始めるのがおすすめです。
赤ちゃんは寝返りをしたいと思っているの?
寝返りの練習を始めるにあたって、赤ちゃんが自分で寝返りしたいと思っているかどうかを見極める必要があります。寝返りをしようと思っていない赤ちゃんに寝返りを強要するようなことはやめましょう。
赤ちゃんが寝返りをしたいと思っているかどうかは、赤ちゃんの様子を見ていると分かります。頭を左右どちらかの方に向けてそちらに手を伸ばすようになったり、手足をバタつかせて体をひねろうとしたりする様子が見られたら「寝返りしたい」の合図です。
赤ちゃんからの合図が見られるようになったら、寝返りの練習に向けて環境を整えましょう。
寝返りの練習のために環境を整える
赤ちゃんに寝返りの練習をしてもらいたいのはヤマヤマですが、事前に赤ちゃんの周りの環境を整えてあげることが必要になります。それは、赤ちゃんが寝返りを安心してできるようになるために大切なことです。一体、何をすればよいのでしょうか。
まず、赤ちゃんが寝ている布団を確認してください。あまり柔らかいものやフカフカしたものは寝返りがしづらく、寝返りをした後に顔を上手に起こせない場合には窒息してしまう可能性が高くなります。ですから、ある程度固さのあるものやプレイマットなどがおすすめです。
次に、赤ちゃんが充分に動き回ることができるスペースが確保できていることを確認します。
初めは寝返りも練習だけですが、完全に寝返りがマスターできると自分でコロコロと行きたい方向に移動するようになります。赤ちゃん自身が思いきり行きたい方向に移動できるくらいのスペースをあけてあげましょう。
最後に、赤ちゃんにとって危険なものがないかどうかを確認します。大人が見た目で「大丈夫」と判断するものも、赤ちゃんにとっては興味のあるものだったり、口に入れたくなるものの場合があります。
小さなおもちゃや道具類はもちろん、コンセントやプラグに赤ちゃんが手を伸ばしたりしないようにしましょう。この時に大切なことは「赤ちゃんの目線になって確認をすること」です。必ず、おとなが床の上まで目線を下げて、危険なものがないかどうかを確認します。
いざ、寝返りの練習方法
赤ちゃんの寝返りは、下半身を中心に行います。足を寝返りしたい方向に向けて、おしり・腰・上半身の順に向きが変わります。
ですから、赤ちゃんが寝返りをしようとしている方向が分かったら、優しく足をその方向に持っていきおしりに手を添えてちょっと押してあげるとコロンと寝返りができるようになります。
初めて向きが変わった時にはビックリして泣いてしまうことがあるかもしれません。そのような時は「上手にできたね」、「頑張ったね」と声をかけて赤ちゃんを安心させてあげましょう。
また、うつ伏せになった時には体の下に入った腕を優しく抜いてあげてください。そして、そのままの状態で眠ってしまわないように見守ってあげることも大切です。
何度か練習をした後、ママの手を借りずに赤ちゃんが自分で寝返りしようと頑張っているなら、寝返りしようとしている赤ちゃんの背中側に丸めたバスタオルなどを置いてあげると寝返りしやすくなります。
まとめ
赤ちゃんの上手な寝返り練習方法
寝返りはいつぐらいにできるようになるもの?
赤ちゃんは寝返りをしたいと思っているの?
寝返りの練習のために環境を整える
いざ、寝返りの練習方法