シュタイナー教育では坊主人形という布でできた人形を使っていますが、ぬいぐるみを用意することもあります。優しい表情と柔らかい肌触りの人形で、シュタイナー教育でない保育園でも使うこともあります。
今回はシュタイナー教育のヴァルドルフ人形の 型紙 と動物の ぬいぐるみ についてご紹介します。
シュタイナー教育のぬいぐるみを型紙から作る方法
シュタイナー教育のぬいぐるみとは?
シュタイナー教育で使っているぬいぐるみはいろいろあります。一番代表的なものはヴァルドルフ人形のC体です。ヴァルドルフ人形の特徴はやさしい顔立ちに人間と同じような肉付きです。
中に詰めた羊毛がしっかりしているので子供が抱っこしたり、おんぶしたりしてもつぶれません。髪の毛は自然に染めた羊毛の毛糸でできていて手作りのため、いろいろな髪型のバリエーションが楽しめます。
型紙や体の布、髪の毛が同じなのに作り手によって表情や姿が少しずつ変わってきます。それにより誰も持っていない世界でひとつの大切なお友達になります。
また、C体よりも小さいサイズと大きいサイズの人形もあります。着せ替え人形でない、赤ちゃん人形のソフィ・ヨキアムもあります。小さい1、2歳の子供の手にフィットして抱っこしやすく、洋服がやわらかなヴェロア地なのでなでるととても気持ちが良いです。
さあ、ヴァルドルフ人形を作ろう!
ヴァルドルフ人形はおよそ30センチの大きめな人型のぬいぐるみです。洋服の型紙もあり、着せ替え人形として使えます。おもちゃ屋さんにたまに2万円前後で売っていますが、基本的にスウェーデンひつじの詩舎の製作キットを購入して作ります。
型紙が入っているだけでなく、縫製済みのキットもありますのでミシンがなくても作れます。作り方は文化出版局のウォルドルフ人形の本とアトリエノートⅤに記載されています。ちなみにウォルドルフでもヴァルドルフでもどちらでも通用します。
ウォルドルフ人形の本にはA体からD体までの型紙がついています。C体の服の型紙はアトリエノートⅢに記載されていて、帽子や靴などの型紙もあります。大き目のぬいぐるみのため、特別な道具を使った方がやりやすく、上手にできます。
人形用の太めのコサージュピンと腕や足に羊毛を詰める時に使うポリカーボネート板、肌色の手縫い糸、ぬいぐるみ用の長い針を用意すると良いでしょう。
肌色の手縫い糸はドイツ製でスウェーデンひつじの詩舎の製品を取り扱っているところでないと手に入りません。人形の製作キットを買う際に一緒に購入しましょう。
型紙があるので一度作ればもう一体作りたい時にまたすぐにできます。材料はネットでも手に入るので手軽にシュタイナー教育のぬいぐるみを作ることができます。
シュタイナー教育の動物のぬいぐるみを型紙から作ろう
人型のぬいぐるみだけでなく動物も手作りでできます。ウォルドルフの動物たちという本が文化出版局から出ているので参考にしてください。
ひつじ、子犬、猫、うさぎ、りす、うま、ろば、うし、ぶた、ぞう、きりんなどの型紙が揃っていて、いろいろな種類の動物が作れます。
製作キットもスウェーデンひつじの詩舎から出ています。牛柄の布はあまりないので製作キットを購入した方が良いでしょうが、犬や猫などはヴェルベットやコールテンなど一般の取扱店の布で作れます。
これらの動物たちは姿が本物そっくりで、しかも愛らしい顔なのできっと子供は喜んで使ってくれるでしょう。びっくりするほど本物そっくりで動物はしっかりと4つの足で立つようになっています。
しかし、作り方はとても簡単で誰でも作れます。型紙も簡単で6ピースぐらいしかありません。ロール状になっている羊毛をしっかりと巻いて、詰めると使っている途中で足が折れたりせずに済みます。
ロール状の羊毛はスウェーデンひつじの詩舎の製品を扱っているお店でも羊毛専門店でも取り扱っています。
シュタイナー教育のぬいぐるみの型紙を取り扱っているお店の情報
スウェーデンひつじの詩舎
- 横浜市戸塚区鳥が丘15-2
営業時間
- 月~土(祝祭日除く)9:30~16:00
原宿にあるクレヨンハウスなど取扱店の紹介がサイト内にあります。
ペレのあたらしいふく
スウェーデンひつじの詩舎直営店
JR「戸塚駅」西口より
- 戸塚バスセンター【戸79】「戸塚斎場経由弥生台行き」→領家中学校下車徒歩1分
- 戸塚駅踏切から循環バス→領家中学校下車徒歩1分
横浜市営地下鉄「踊り場駅」より
- 4番出口より徒歩15分
まとめ
シュタイナー教育のぬいぐるみを型紙から作る方法
シュタイナー教育のぬいぐるみとは?
さあ、ヴァルドルフ人形を作ろう!
シュタイナー教育の動物のぬいぐるみを型紙から作ろう
シュタイナー教育のぬいぐるみの型紙を取り扱っているお店の情報