「そのぬいぐるみ、洗濯する前に!ぬいぐるみ別の洗濯方法(前編)」では、ぬいぐるみを洗濯する場合の確認点についてお伝えいたしました。後編では、 ぬいぐるみ を 洗濯 する場合の下準備や洗剤の種類についたお伝えいたします。
そのぬいぐるみ、洗濯する前に!ぬいぐるみ別の洗濯方法(後編)
ぬいぐるみを洗濯するための洗剤と下準備
ぬいぐるみを洗濯する際に使用する洗剤ですが、洗浄力が強く、洗濯する人の肌にも優しい天然石鹸が良いという方もいらっしゃいますが、実際には中性洗剤を使用することが多いようです。
よく耳にする弱アルカリ性の洗剤は酸性の汚れを落とすには最適ですが、そのぶん洗濯する人の肌荒れはもちろんですが、ぬいぐるみの色落ちや傷みの原因となってしまいます。
洗剤の用意ができれば次は下準備です。ぬいぐるみの色が落ちないかテストをします。素材ごとに色落ちしないか水で濡らした布などで確認します。
次に、ぬいぐるみの装飾品をすべて外してください。装飾品が付いたまま洗濯をしてしまうと、装飾品が引っ掛かり傷む原因となってしまいます。
ぬいぐるみの洗濯方法
ぬいぐるみを洗濯する方法は「手洗い」と「洗濯機」の2種類の方法があります。どちらの方法にするかはそのぬいぐるみのタグや下げ札に記載されている方法によります。
記載がない場合やタグなどがなくなってしまった場合は、自己責任で素材などから判断する必要があります。
手洗いの場合は、まず洗面器などで中性洗剤をぬるま湯で薄めた洗浄液を作ります。そこに、ぬいぐるみを漬け、中綿の型崩れしないよう、優しく揉み洗いしていきます。全体を洗い終えたら洗浄液を捨て、ぬるま湯で同じように揉み洗いしながらすすぎます。
すすぎは何度かお湯を変えながら行いますが、この際に柔軟剤を入れ30分程度漬け置きするとフンワリ仕上がるようです。最後に軽く手で絞り、タオルでくるんだ状態で洗濯ネットに入れ洗濯機で脱水します。
脱水はぬいぐるみが傷まないようごく短時間で行い、水気が残っている場合は向きを変えてもう一度脱水します。洗濯機洗いが可能なぬいぐるみの場合は、「手洗いコース」や「ドライコース」などで洗います。
洗濯機洗いの場合も、使用する洗剤は手洗いと同じく中性洗剤を使用し、ぬいぐるみは洗濯ネットに入れて洗う必要があります。洗濯機洗いの際の脱水も手洗いと同じようにネット・タオルを使用し、できるだけ短時間で行います。
決めては乾燥!!
ぬいぐるみを洗濯した場合、その仕上がりを左右するのが乾燥です。乾燥前にまず軽く毛先の柔らかいブラシで毛並みを整えてあげます。そして、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させる必要があるので、雨でジメジメしているような日に洗濯しないというのも大事です。
また、洗濯ばさみなどで吊るす場合は型崩れの原因となることもあるので、ぬいぐるみによってはネットのようなものの上に置いて乾燥させます。
まとめ
そのぬいぐるみ、洗濯する前に!ぬいぐるみ別の洗濯方法(後編)
ぬいぐるみを洗濯するための洗剤と下準備
ぬいぐるみの洗濯方法
決めては乾燥!!