ぬいぐるみは小さな頃からの思い出が詰まったものや、若き日の恋愛の苦い思い出がよみがえるものなど、その思いはさまざまです。しかし家の収納スペースが手狭になり、飾り棚の数よりぬいぐるみが増えると、少し処分しなくてはならない時がやってきます。
ぬいぐるみ の 処分 は気持ちよく感謝をこめたいものです。
ぬいぐるみの処分は感謝をこめて
小さな子がいる知り合いに譲ります
家が手狭になった時や、引っ越ししなくてはならなくなった時、断捨離のように不要なものを処分する時がやってきます。かつてよく可愛がった、思い出深いぬいぐるみはなかなか捨てられないものです。そんな時は小さな子がいる近所や親戚に声をかけます。
いらなくなったぬいぐるみのうち欲しいものがあれば、譲ってあげてください。処分が必要という状況も、ぬいぐるみへの感謝も、新しい所有者も全てが幸せになるので、一番良い状態です。
お世話になった幼稚園や保育園に寄付します
ぬいぐるみを引き取りたい方がどなたもいなかった場合は、かつて子供がお世話になった幼稚園や保育園に、不要になった絵本などと一緒でもいいので、ぬいぐるみを寄付したい旨連絡をしてみます。
市区町村を通じて地域全体の幼稚園や保育園で寄付を募っていないか確認しても構いません。公立機関は衛生上を理由に受け取ってくれないかもしれませんが、私立や深夜営業をしている保育所や託児所であれば、喜んで受け取ってくれることがあります。
寄付が成立した場合は、ぬいぐるみを綺麗に拭いて汚れを落としてから差し上げると喜ばれます。
フリマや買い取り業者に出品します
自分で次の所有者の手に届けたい場合は、フリーマーケットに出品するのが効果的です。
価格はほとんどゼロに近いかもしれませんが、ここでは儲けを出すために出品するのではなく、自分の使ったぬいぐるみを次の誰かに手渡したいことを目的と捉え、ぬいぐるみをおまけとして購入品と一緒に連れて帰ってもらってもよいかもしれません。
また、最近はブックオフやブランディアという買い取り業者も、ぬいぐるみの買い取りを取り扱っています。
業者からの言い値に同意する形ですので、値段は破格となりえますが、買い取り業者に渡したぬいぐるみは、日本から海を越えて後進国などで安く売られる場合や、寄付品として取り扱ってもらえます。
日本の製品は品質が良く、見た目が可愛いことから人気が高く、日本の中古品販売店はアジアの後進国で喜ばれています。
日本で作られた、若しくは使われた製品が格安で手に入るので、お店はかなり混み合っています。その中でぬいぐるみも数多く取り扱っており、たくさん兄弟のいる家庭では、可愛い日本のぬいぐるみを中古販売店でいくつも購入する光景がみられます。
神社やお寺に引き取ってもらいます
小さな頃から長い間一緒に過ごしてきたぬいぐるみは、愛情もひとしおだったことと推測します。その場合は、神社やお寺に引き取ってもらう選択があります。神社やお寺では供養したのちお札やお守りと一緒に燃やしてくれます。
最後は燃えてしまうため、思い出深いぬいぐるみとの今生の別れとなり悲しいですが、供養によりぬいぐるみにも命があったと思え、家族のように最期を看取ることができます。
全ての神社やお寺で人形供養ができるわけではありませんので、事前に調べてから引き取ってもらうことがポイントです。
感謝の気持ちを伝えてから捨てます
ゲームセンターのUFOキャッチャーで取ったぬいぐるみなどは、処分する方法をあれこれ考えることなく「捨てる」を選択することもあると思います。ぬいぐるみの体の中に電子機器が入っている場合は、できる限り取り除き、燃えないゴミに分別します。
ぬいぐるみ本体は燃えるゴミとなりますので、巨大ぬいぐるみ以外は市区町村の指定するビニール袋に入れるなどして、燃えるゴミとして出します。
ゴミ収集車に持っていかれるのは何となく切ないですが、ぬいぐるみたちに「ありがとう」「じゃあね」と声をかければ、感謝の気持ちを受け止めてくれるはずです。そして何故か、今後やみくもにぬいぐるみを所有するのはやめようと思ってしまうのです。
どの処分方法でも、ぬいぐるみに感謝してお別れすると、自分の気持ちに整理がつきます。
まとめ
ぬいぐるみの処分は感謝をこめて
小さな子がいる知り合いに譲ります
お世話になった幼稚園や保育園に寄付します
フリマや買い取り業者に出品します
神社やお寺に引き取ってもらいます
感謝の気持ちを伝えてから捨てます