保育園 の 入園式 に不安を感じるご両親は多いものです。この春から保育園に通い始めるお子さんも多いのではないでしょうか。
親元を離れ、初めての集団生活、『うちの子、ちゃんと保育園に通えるかしら』と不安を抱えながら、保育園の入園式を待っているお母さんやお父さんもたくさんいらっしゃることでしょう。
大丈夫!最初は誰でも不安になるものなのです。
保育園の入園式 ~親の緊張が子供に伝わる?~
ゆったりとした気持ちが大切
子供が、家庭を離れて集団生活を送るはじめての場所と言えば、『保育園』や『幼稚園』です。
早いお子さんは、仕事復帰されるお母さんに合わせて生後間もなく保育施設に預けられる場合もあると思いますが、年少さん(3歳)からというご家庭が多いでしょう。
3歳まで、愛情をたっぷりかけながらご家庭で過ごしてきたお子さんが、春から保育園へ通うことになれば、当然不安や心配もでてくるものです。
あいさつやお返事がちゃんとできるかな?そういった心配から、入園式までの間、家で繰り返し繰り返し練習しているお子さんもいるでしょう。
お子さんが喜んで練習しているのなら良いと思いますが、あまり無理をさせてしまうとプレッシャーとなり「保育園に行きたくない・・・」ということにもなりかねません。
そして、中にはオムツがまだ取れていないというお子さんもいるでしょう。トイレトレーニングは根気の要るものですから、ゆったりした気持ちで取り組むのが良いでしょう。
入園式に間に合わせたいとの思いがお子さんのストレスとなり、逆効果を生むことにもなり得ます。
昼間のオムツが取れたのに、おねしょが治らない・・・そういったことにも繋がってしまう恐れもありますから、お子さんのペースに合わせて、無理なく進めて下さい。
初めはこんなもの!
集団生活に入れば、我が子と周りのお子さんとを『比べて見る』そして、『比べられる』という場面も多くなります。
比べられることでやる気を出したり、難しいと思えることでもクリアできたりすることもあるでしょう。しかし、当然上手く行かないことも出てきます。
そこで、周りのお子さんと比べて悲観することなく『ここまでできたのだから、それでいいんだ!』と、私たち親が思うことで、子供が楽になれる時もあります。
まだまだ保育園児、みんなと同じようにできなくても、それはその子のタイミングなのです。
入園式で、みんなが椅子にきちんと座っているのに、うちの子だけが泣いてしまって離れない・・・。それだけ、ご家庭で愛情を掛けられてきた証拠です。
ちゃんと、自分のタイミングで親の手から離れて行くことができるはずですから、焦らず見守って行きましょう。
親の不安や緊張した気持ちは、ダイレクトに子供に伝わるものです。『初めはこんなもの!』と、できるだけどっしりと構えましょう。
『初めて』を積み重ねて、やがてそれが『経験』という道になる
子供が生まれて親になることも、家から集団生活に入れることも、さまざまな問題に直面し、悩み、葛藤することも・・・『初めて』を一つ一つクリアしていくと、いつしか『経験』という道になっていくのです。
子供達も同じです。初めてだらけの集団生活、不安で一杯のはずです。
小さな体でそれを受け止め、自分の力でぶつかっていく。子供なりに考えて、最善の方法を見付けそれが経験となり、そして自信に繋がるのです。
お子さんを信じて、見守って行きましょう。
まとめ
保育園の入園式 ~親の緊張が子供に伝わる?~
ゆったりとした気持ちが大切
初めはこんなもの!
『初めて』を積み重ねて、やがてそれが『経験』という道になる