入学とは、新しい出来事の始まりであり喜ばしいものです。入学のお祝いには、親兄弟や親戚はお祝いの形としてお金を包むのが一般的です。
入学祝い の 金額 は身内と相談して円満に揃えると、祝福も伝えられる上、今後の親戚付き合いも支障がありません。
入学祝いの金額は身内と相談して円満に揃えて
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まずは入学のお祝い金額相場をネットで確認
年度の変わり目である4月は子供が次のステップへと進む入学の時期です。
幼稚園や保育園に涙でお別れをした後、程なくして新しいランドセルを背負って小学校へと向かう子供の姿に成長を感じ、受験を突破し心機一転新しい学校生活が始まる青少年の姿にもはや子供ではないたくましさを感じます。
そんな我が子や親戚の甥っ子姪っ子に、心からの祝福を形にした入学のお祝い金を包んであげたいものです。まずは自身が考えるお祝い金額を決め、お祝い金額の相場をネットで調べてみてください。
喜ばしい出来事ですので意のままにお祝い金額を決めたいのは山々ですが、周りと揃えることを美徳とする日本文化から、少しだけ一般的な相場を気にしてください。
自分はいくら包みたいか決めてから親や親戚に相談
自分の子供がお祝いをもらったことがあるならその金額を基準にしてもよいですし、時代とともに相場感が若干変わってしまっているかもしれませんのでネットを確認した上で、自分がどのくらい包んであげたいかを決めてください。
金額が決まったら、親兄弟にその金額についてどう思うか相談してみてください。現在違う家庭を持ち生活している場合は特に、親兄弟であっても金額の感覚にズレが生じていることがあります。
それは生活における価値観が家庭によって違うということであり、かつては一緒に住んでいた家族であっても価値観のズレは時とともに生じます。
また住んでいる場所が都市部であるかそうでないか、年収の違いによっても金額感のズレは生じますので、そこは事前に相談してお互いの金額を揃えておくことをおすすめします。
親戚よりも多すぎず少なすぎない金額がちょうどいい
自分が自分の子供に入学祝い金をあげたい場合を除き、入学のお祝いは親戚同士でやりとりがありますので、親戚によっては年功序列が重んじられているかもしれません。
まず支障がないのは親戚よりも多すぎず少なすぎない金額に収めること、同額であれば問題はありませんが、年上の親戚や叔父叔母と金額を同額に揃えるのは少し違和感があります。
ここは年下である自身の金額を少し抑えることで、親戚にも威厳と華を持たせるほうがよい場合がありますので、関心を持ってどのような空気感かを、自身の両親に聞くなどして確認することをおすすめします。
若干面倒な親族関係にも見えますが、冠婚葬祭における親戚の役割は大きいですし、それにより助けられることがたくさんありますので、丁寧に対応すべきといえます。
いとこの甥っ子や姪っ子にもその金額が波及します
我が子への入学祝いの方がいとこの甥っ子や姪っ子よりも先である場合は、いただく金額がデファクトスタンダードになっていきます。
いただいた金額を基準として、同じ入学祝い金の設定が続いていきますし、我が子が受け取った金額と同じ金額をいとこの甥っ子や姪っ子にも返していくことになるわけです。
親戚の中で同い年の子供がいれば、そちらの家とは同じ金額が行って返ってくることになりますから、事前にお互い包み合わないことを決めておいてもよいかもしれません。
お祝いの包みの中にメッセージも添えると喜ばれます
入学祝いにおいて金額のことばかり考えてしまいがちですが、一番大切なことは祝福する気持ちです。我が子や親戚の子が成長したことを喜び、希望を叶えたことを讃えることの方が本当は大切なことである気がしてなりません。
最近はご祝儀袋自体が喜びを表しているデザインであったり、ご祝儀袋の中にメッセージが書き込めるように工夫されていたりしますので、ぜひ活用して心のこもったお祝いの言葉を添えてあげてください。
若いうちはもらったお金で何を買おうか考えることの方が優先されてしまいますが、お祝いの言葉はその家の方々も見るはずです。
本人以上に喜んでいるかもしれないご家族への入学のお祝いに、胸を打つ一言が書かれていれば非常に印象に残ることとなり、思い出深い入学となるに違いありません。
まとめ
入学祝いの金額は身内と相談して円満に揃えて
まずは入学のお祝い金額相場をネットで確認
自分はいくら包みたいか決めてから親や親戚に相談
親戚よりも多すぎず少なすぎない金額がちょうどいい
いとこの甥っ子や姪っ子にもその金額が波及します
お祝いの包みの中にメッセージも添えると喜ばれます