孫や甥、姪が入学式を迎える時期になり、入学祝いを贈る方が多いことでしょう。しかし、「入学祝いの相場がわからない」「何を贈ればいいのだろう」と悩む方が多いことも現実です。
今回は小学校~高等学校までの 入学祝い の 相場 と贈るものを網羅してあるので、見ていきましょう。
孫や甥、姪の入学祝いの相場と贈るものに迷った方は必読!
入学祝いを渡す時期とマナー
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、相手に対してある程度の礼儀とマナーは必要です。入学祝いを渡す時期と渡す際、失礼や負担をかけないようにするべきでしょう。
渡す時期については、3月初旬ころ(入学式の2~3週間前)が一般的なようです。遅くとも入学式の1週間前には渡すことがのぞましいといえます。
理由は入学式の時期は、なにかと忙しくなる時期だからです。したがってある程度の余裕をもって渡すことがマナーといえます。
なお遠方に住んでいる場合、お正月に渡すケースが多いようです。また、極端に会う機会がすくないのであれば、郵送にて対応するのもよいでしょう。
その際は郵便局で現金書留を利用し、郵便窓口でその旨をつたえると対応してもらえます。入学祝いは基本、親しい身内に贈るものです。
ただし、身内以外の方に入学祝いをいただいた場合、こちらも贈ることがマナーとなります。身内以外の方に贈る基準はさまざまですが、相手とどの程度おつきあいをしているかにより判断しましょう。
逆にあまり親しくない方に贈ると、相手が負担にかんじてしまうケースもあります。したがって、各個人によるみきわめが重要です。
入学祝に贈るもの
年代により多少ことなりますが、小学校~高等学校の入学祝いで共通して人気なものは、図書カード、商品券、電子辞書といった無難なものがあげられます。
小学校の入学祝いで人気なものは、目覚まし時計、文房具セット、傘です。女の子の場合、色鉛筆セット、エプロン、ヘアゴムセットなど、普段使用するものが人気となっています。
中学校の入学祝いで人気があるものは、自転車、腕時計、音楽プレイヤーといった、通学の際に使用できるものが人気のようです。女の子にはバッグ、ポーチ、ハンカチなど、オシャレを意識したものに人気が集まっています。
高等学校の入学祝いで人気があるものは、腕時計、財布、パスケース、音楽プレイヤーなど、中学校の入学祝いとさほど変わらないものが人気です。
女の子は財布、ポーチ、腕時計にくわえ、「化粧品」があげられます。つまり、異性を意識したものが人気といえるでしょう。
贈る際は相手の好み、すでに所持または購入をしていないか確認をしてからにしましょう。
入学祝いの相場
あまりに高額であれば、相手に負担をかんじさせてしまいます。逆にあまりに低額の場合も、相手に不快感をあたえてしまうことが少なくありません。しかしそれほど神経質になる必要もありませんが、相場の把握はしておくべきでしょう。
小学校の入学祝いで孫の場合、3万円~5万円が相場となっています。少し高額な理由として、ランドセル代を意識した金額であるからです。ランドセルは祖母、祖父が購入するケースが多くこのような金額が一般的なようです。
甥や姪であれば5千円~1万円が相場となっています。なお身内以外では、現金ではなく図書券3千円程度が相場のようです。
中学校の場合、孫に対しては2万円ほど、甥や姪は1万円、身内以外では5千円となっています。上記の小学校の入学祝いとさほど変わりはありません。
高等学校の場合、孫に対しての金額に幅があり、1万円~5万円となっています。理由として、「制服代」をふくんだ金額を渡す方も少なからずいることにより、このような金額になっているようです。
甥や姪は1万円、身内以外は5千円~1万円と、小学校、中学校の入学祝いとさほど変わりはないといえるでしょう。
入学を祝う気持ちが最もたいせつ
金額の相場、贈るものを見てきましたが、相場は「あくまで相場」なのです。言うまでもなく、贈る側の経済状況により大きく変わってきますから、とらわれるべきではありません。
ほかにも入学祝いを渡す時期やマナーもたいせつです。しかし、「入学を祝う気持ち」が最もたいせつといえるのではないでしょうか。
まとめ
孫や甥、姪の入学祝いの相場と贈るものに迷った方は必読!
入学祝いを渡す時期とマナー
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入学祝いの相場
入学を祝う気持ちが最もたいせつ