入学式 に 着物 を着て参加したいけど、「和装は少なく、目立つのでは?」と思っていませんか?和装は、お子様の門出に相応しい正装であり、入学式は桜の花と着物とで華やかです。
では、どのような柄や色合いを選べば良いのでしょうか?ポイントを押さえて不安を解消し、和装に挑戦してみてください。
入学式に着ていく着物の色やヘアスタイル、アクセサリーは?
入学式にふさわしい着物の種類
訪問着・付け下げ・色無地のセミフォーマルな着物
訪問着とは、正装の一つで、当初は背中に・両袖の3カ所に家紋を入れる慣例がありましたが、今は紋を入っていない着物を選ぶことの方が多いです。結婚式への出席(親族以外の場合)、パーティー、入学式・卒業式などの華やかな行事に対応できます。
また、既婚者・独身者どちらが着用してもかまいません。ネットなどでの着物レンタルの会社を見ると、入学式の着物は大体が訪問着をおすすめされています。
付け下げとは、未婚・既婚問わず着られ、訪問着とほぼ同格のものとされています。反物の状態で、着た時に模様がすべて上を向くように描いたものです。
最近では訪問着と変わらないくらいの華やかな付け下げもあります。色無地は、慶弔どちらでも着て頂けるので、購入を考えている方に特におすすめです。無地でシンプルなので、帯を変えるだけでいろいろなコーディネイトが楽しめます。
入学式におすすめの着物の色や柄
入学式の着物の色について、これでないといけないという決まりはありませんが、できれば落ち着いた色柄のものがふさわしいです。
入学式という春らしい雰囲気から、「うすいピンクにベージュ」や「うすいグリーンにベージュ」など、淡く色彩豊かなものを選ぶと写真にも良く映えます。
入学式だと柄は桜や梅などの春らしい季節感があるものだと落ち着きがあり安心です。お好みのモチーフや柄、季節感のあるコーディネイトでお祝いを盛り上げましょう。
着物に合わせるバッグは?
着物に合わせるバッグは必ずしも「和服用バッグ」でいけないということではありません。洋服用のフォーマルバッグでもいいです。
ただし着物に合うバッグの条件は、「横長のタイプ」であること。ショルダータイプではなく、手持ちのタイプがいいです。
また大きすぎるのはバランスが悪いので、高さが30㎝くらいまでが目安です。デザインもシンプルでクラシックな印象の皮革素材のハンドバッグがいいでしょう。
入学式の着物に合うヘアスタイルは?
成人式のような華やかな髪飾りや、派手なヘアスタイルではなく、控えめで少しのパールや髪飾りをするくらいでいいでしょう。前髪は横に流し、少し高い位置でひとつにまとめるようなシンプルな髪型がふさわしいです。アクセサリーはつけなくていいです。
着物を持っていなかったら?
母親が持っている着物を着る方も多いですが、持っていない方もいらっしゃると思います。地域の呉服屋さんにレンタルの看板は立っていなくても、貸してくださるところは多いです。
また、プロの着付けもしてもらえるので、着崩れなくきれいな和装の着こなしで参加できます。また、今はレンタルで貸し出しているところもたくさんあり、購入するより金額もお手頃という理由から、レンタルの方が今は主流になっています。
着物は品格がありイメージが良く、とても印象に残りやすいので、これからお付き合いをしていく先生方や保護者の方と初めて顔を合わせる入学式にはとてもおすすめです。
ポイントさえしっかり押さえていれば、何も難しく考える必要はありません。ぜひ入学式の機会に着物を着て、お子様の門出となる入学式の記念に残る素敵な思い出を作ってください!
まとめ
入学式に着ていく着物の色やヘアスタイル、アクセサリーは?
入学式にふさわしい着物の種類
入学式におすすめの着物の色
着物に合わせるバッグは?
入学式の着物に合うヘアスタイルは?
着物を持っていなかったら?