子どもの小さくてかわいらしい乳歯が抜けたときは、親として子どもの成長を感じるときでもあります。乳歯が抜けると、すぐに大きな永久歯が見えてきます。
乳歯 の 抜ける順番 や永久歯が生えそろう時期など親として知っておきたい情報をまとめます。
乳歯が抜ける順番と知っておきたい情報とは?
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初めて抜けるのは下の前歯
もちろん子どもによって個人差がありますので、すべての子どもが同じ順番で抜けるわけではありません。うちの子は他の子と抜ける順番が違っていたからといって不安や心配をする必要はありません。
一般的に初めて抜ける乳歯は、下の前歯2本が多いです。次に上の前歯2本、そして次は下の前歯2本、そして上の前歯2本、といったように「下→上→下→上」の順番で抜ける子が多いようです。
乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてくることも
乳歯がまだ抜けていない状態なのに、歯のうしろから永久歯が頭を出してしまうこともよくあることです。その場合、乳歯や永久歯の状態によっては、歯科医院で抜歯をした方が良いこともあります。
永久歯がみえているのに、乳歯が全くグラグラせずに抜ける様子がない場合や、グラグラしている状態が長く続く、抜けそうでなかなか抜けない場合などは、歯科医院で抜歯をお願いした方が良いでしょう。
永久歯が生えそろう時期は人それぞれ
幼稚園の時期に乳歯が抜け、永久歯が生え始める子もいれば、中学生になっても永久歯がはえそろわない子もいます。生えそろうのも個人差が大きいのです。一般的には、小学校の6年間から中学校ぐらいまでに全ての歯が永久歯になる場合が多いです。
中には、乳歯がずっと抜けない場合もあります。先天的に永久歯が生えないといったこともあります。永久歯が生えてこない場合は、乳歯をずっと使用するか、矯正などを行い他の歯で補うか、といった方法があります。
いずれにしても、なかなか永久歯が生えそろわない場合は歯科医院で相談するようにしましょう。
永久歯の色が黄色いのは異常?
永久歯が生えてくると、乳歯と永久歯の歯の色味が違うことに気づくお母さんは多いのではないでしょうか。永久歯と乳歯の歯の色が違うのは異常ではありませんので心配しないでください。
一般的に、乳歯と比べて永久歯は黄味をおびた色をしています。となりに生えている乳歯が白くみえるので、なおさら永久歯が黄色く見えてしまうのです。
乳歯の抜歯が必要な場合は?
上記にも書きましたが、乳歯は自然に抜けるものですが、中には抜歯をした方が良いケースもあります。
永久歯が先に生えてきてしまった場合
抜歯をすすめられるケースと自然に抜けるのを待つケースがあります。
乳歯が虫歯になってしまった場合
乳歯が虫歯になってしまったことで永久歯に影響することがあります。その場合は抜歯することがあります。
子どもがグラグラする歯を気にしてしまう
幼稚園など低年齢のころに歯が抜け変わる子は、グラグラすることを嫌がったりする場合があります。そういった場合でも、歯科医院で抜歯をお願いすることができます。子どもは不安がるかもしれませんが、あっという間に抜けてしまいますので怖がる必要はありません。
歯の矯正はいつごろからはじめたら良いのか
歯並びはさまざまな影響を与えます。子どもの歯並びを気にする親御さんは多いと思いますが、歯の矯正はやはりあごの骨などがやわらない子どもの時期からはじめることが推奨されています。
では、矯正はどのぐらいの時期から考えるべきなのでしょうか。歯が生え変わる時期に個人差があるように、歯の矯正をはじめる時期にも個人差があります。矯正を早くはじめたからといって、早く矯正期間が終了するわけではないのです。
また、矯正は歯科医によっても見解がさまざまな分野でもあります。信頼できる歯科医に相談して決めることが1番です。将来の歯並びにも関係することがありますので、心配があるないに関わらず、このぐらいの子どもは歯科医院で定期的に検診を受けることをおすすめします。
まとめ
乳歯が抜ける順番と知っておきたい情報とは?
初めて抜けるのは下の前歯
乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてくることも
永久歯が生えそろう時期は人それぞれ
永久歯の色が黄色いのは異常?
乳歯の抜歯が必要な場合は?
歯の矯正はいつごろからはじめたら良いのか