お食い初め は「すくすく丈夫に育ちますように」「一生食べ物に困らないように」という思いをこめて生後100日をお祝いする儀式です。
パパ・ママから赤ちゃんへ送るのはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんやお友達からのプレゼントにもおすすめの 食器 をご紹介します。
生後100日!お食い初めのプレゼントにもおすすめの食器
お食い初めの食器の並べ方・お食い初めに必要なものは?
お食い初めのプレゼントとして食器を選ぶ際は、お食い初めのメニューを想像しながら選ぶと良いでしょう。お食い初めのメニューは焼き魚、お赤飯、煮物、お吸い物、香の物(おつけもの)という一汁三菜をもとにした組み合わせです。
赤ちゃんの前に食器を並べる際は、左奥が煮物などの温かいおかず、右奥が香の物、左手前がお赤飯、右手前がお吸い物という配置が基本になります。この配置の中央に、歯固めの石や梅干しなどをおきます。
歯固めは小皿や高さのある高杯(たかつき)という器にのせます。また、お食い初めの焼き魚は尾頭付きの丸ごと1匹の鯛が定番です。丸魚が乗ったお皿は大きいので、テーブルの中央や別のお膳に置きます。
また、お箸は祝い箸と呼ばれる、両端が尖った箸を使います。祝い箸は百日祝いの神社で手に入ります。
伝統的な漆器の食器
お膳の上に、男の子は朱色、女の子は黒のおそろいの漆器を並べるのが、お食い初めの伝統的なスタイルです。
漆器は木やプラスチックでできた器に漆を塗って仕上げています。漆は赤ちゃんにも安心して使える自然由来の素材です。完全に乾いた漆器で漆かぶれを起こすことは非常にまれで、ほとんどないと考えて良いでしょう。
また、漆器は軽くて持ちやすく、職人さんにお願いすれば修理も可能です。正しく使えば一生ものの食器です。
お食い初めは実際に赤ちゃんがご飯を食べるわけではありません。食べる真似をするだけですから、赤ちゃんが自分でご飯を食べられるようになってから使えるように、本格的な漆器をプレゼントするのも良いアイディアです。
本物素材の魅力!木の食器
小さなうちから本物の素材に触れさせたいパパ・ママにおすすめなのが木の食器です。ネットでの通信販売で、いろいろな会社や木工作家さんが手がけた食器を探すことができます。お揃いの木の食器が並んだ食卓はおしゃれで写真映えするのも嬉しいポイントです。
また、赤ちゃんが生えかけの歯で多少かじっても、歯を痛めにくいのも特徴です。ただし、木の器は電子レンジや食洗機にはかけられません。また、漂白剤は使えませんので取り扱いには注意が必要です。
シンプルなものを選べば、赤ちゃんが大きくなった後も、お菓子やちょっとしたワンプレートのご飯を盛り付ける食器として利用できます。
電子レンジ・食洗機OKな食器
お食い初めの食器を離乳食にも使うことを考えている場合は、電子レンジや食洗機にかけられるかどうかに注目しても良いでしょう。落とすと割れてしまうため、敷居が高く思われがちな磁器の食器も、電子レンジや食洗機にかけられるものが多い点では便利なものです。
ただし、金や銀で絵柄が施されているものや、吸水性が高い陶器は電子レンジにかけることはできませんので注意しましょう。
また、プラスチックやメラミンの食器も、一部を除き電子レンジにかけることができません。離乳食はまとめて冷凍保存し、解凍してから食べさせることも多いです。特に電子レンジでも使える食器は、使い勝手がよく重宝します。
パパとママに喜んでもらうポイント
お食い初めの伝統的な食器は、お膳とお揃いの漆器です。しかし、現在ではおうちにある食器を上手に組み合わせてお祝いするご家庭も多くなっています。
お食い初めの食器をプレゼントする際は伝統的かどうかにこだわらず、パパとママの好みやライフスタイルに合わせたものを選ぶと、喜ばれるのではないでしょうか。
まとめ
生後100日!お食い初めのプレゼントにもおすすめの食器
お食い初めの食器の並べ方・お食い初めに必要なものは?
伝統的な漆器の食器
本物素材の魅力!木の食器
電子レンジ・食洗機OKな食器
パパとママに喜んでもらうポイント