お宮参りとは赤ちゃんが無事に生まれた事への感謝と今後も健やかな成長を遂げられるよう氏神様に祈願する儀式です。初めて赤ちゃんを迎えたパパやママにとってはどのような準備が必要でお金はいくら位かかるのか全く想像がつかないと思います。
今回は お宮参り にどのくらいの お金 の準備が必要かを調べてみました。
お宮参りはどのくらいのお金を準備しておく必要があるの?(前編)
初穂料はいくら位?
お宮参りの御祈祷に対して奉納するお金です。定額にしている神社もあれば、金額の提示はなく「お気持ちで」という形でご祈祷を受ける人に奉納額を決めてもらう神社もあります。いずれにしても一般的に5,000円か10,000円が主体となっているようです。
規模の大きな神社の場合は少し高額ではありますが20,000円以上の提示になっている神社はあまり目にしません。一般的な神社ではご祈祷を受ける前に受付に置かれている封筒にご祈祷を受ける赤ちゃんの氏名などを記入した上で奉納するお金を入れて受付の方にお渡しします。
受付に初穂料用の封筒が置かれていない神社もあります。その場合は紅白の蝶結びの水引きののし袋の上段に御初穂料と書き下段には赤ちゃんの氏名を書いたものを準備しておきましょう。
赤ちゃんの着物の準備は誰がする?
一般的な慣習としてはママの両親が赤ちゃんの着物を準備する事が多いようです。慣習は地域性が非常に大きく影響します。事前に義父母・実父母それぞれに意見を聞いた上で調整を付けるとトラブルも避けられると思います。
しかし近年は着物を購入しても着る機会がほとんどないため衣装はレンタルをする家庭が非常に多くなっています。もちろんレンタル衣装屋で借りる人もいますが、近年最も多いのは衣装のレンタルもしている写真館を利用するという事です。
お宮参り当日に写真館へ行きレンタル衣装(着物など)に着替えて写真撮影をします。そのまま神社でのご祈祷を受けます。お宮参りが終了後写真館にレンタル衣装を返却するというシステムになっています。その場合写真代はかかりますが衣装代は無料になります。
記念写真はどうしたらよいのでしょうか?
お宮参りは誕生して1回限りの行事のため写真館で記念写真を取る家庭も多いようです。衣装のレンタルも行っている写真館は着物やドレス、キャラクターなど様々な形態の衣装が揃えられています。
写真館によっては様々な衣装の中から何枚衣装チェンジしても衣装代に関しては無料となっているところもあります。高揚して何着も着替えて衣装を変えるたびに撮影するため知らず知らずのうちに支払いが何万円にもなってしまう場合があるので注意しましょう。
衣装レンタルもある写真館のほとんどが何枚撮影しても撮影代は3,000円から4,000円程度の定額となっているところが多いようです。それ以外に現像代がかかります。
はがきサイズが1,500円、八つ切りサイズが5,000円、四つ切サイズが6,500円の様に現像する大きさによってお金が異なってきます。
両家の両親へのプレゼント用として写真立てや台紙を準備すると更に数千円ずつ加算されます。結果写真館への支払いは20,000円から30,000円前後は考えておいた方が良いでしょう。
また近年は神社での家族の自然の姿を撮影してもらうために出張撮影を利用する人も増えています。家族がカメラ担当ではどうしても誰かが欠けていていたり結果的にあまり良い写真がなく後悔する事もあります。
関東地区にある出張撮影業者の料金形態は関東近郊への出張料金が5,000円から15,000円程度。その他に1時間会場(神社など)での撮影(50カット~)が25,000円から30,000円程度となっています。
撮影した写真はDVDに焼いてインデックス写真(どのような写真かを確認するための写真の目次の様な物)を付けて納品されます。費用はかなりかかりますが後悔がなく満足が得られる事を期待して試してみる事も良いかもしれません。
後編では、お宮参りのお食事代についてご紹介致します。
まとめ
お宮参りはどのくらいのお金を準備しておく必要があるの?(前編)
初穂料はいくら位?
赤ちゃんの着物の準備は誰がする?
記念写真はどうしたらよいのでしょうか?