子供を連れてのお出かけの場合、子供を中心とした遊びを選ぶと大人は付き添うだけになることが多くあります。せっかくなら親子で楽しめて学べる遊び場を選んでみませんか?
おもちゃ美術館 なら世代を超えて楽しむことができます。その特徴を紹介します。
他の遊び場とは一味違う。1度は訪れたい東京おもちゃ美術館
人の手でしっかりサポートされている美術館
東京都内で子供を対象にした遊び場は、沢山あります。今回紹介する東京おもちゃ美術館はどのような所でしょうか?美術館と名乗っていますが、おもちゃがただ展示されているだけではありません。触って遊んで体験できる施設となっています。豊富なおもちゃの数に圧倒されることでしょう。
しかし、この美術館の大きな特徴は、おもちゃ学芸員と呼ばれる赤いエプロンをつけた学芸員スタッフの存在です。300名ほどのボランティアスタッフが登録されており、みなさんきちんと研修を受けています。
おもちゃ美術館に訪れる人たちにおもちゃの説明をしてくれたり、昔ながらのわらべ歌を教えてくれたり、おもちゃの工作のアトリエを開催してくれています。登録されている方は、みなさんおもちゃや遊びが大好きな大人たちです。
イベントカレンダーをみると紙芝居やバルーンや人形劇など様々な催し物が行われています。小さなお茶会も開催されており大人の方は昔やったおままごとを思い出すかもしれません。おもちゃを通して親子のコミニュケーションそして世代を超えた交流が得られるでしょう。
お家ではなかなか体験できないスケールの大きさ
どのご家庭でも沢山のもおもちゃを所有されていることと思います。しかし、プラスチックのおもちゃが大半をしめるのではないでしょうか?おもちゃ美術館では、職人さんによって作られた木のおもちゃが沢山あります。
例えば、木の砂場と呼ばれるところには2万個の木のボールに思いっきり身体をうずめる体験ができます。木の自然なぬくもりを身体を使って感じることができる貴重な遊び場となっています。0歳から2歳の幼児を対象にした木育ひろばには木をたっぷり使ったおもちゃが置かれています。
幼児がすっぽり隠れてしまうくらいの大きな木のおもちゃは親子で楽しめる遊びといえるでしょう。またひとつひとつ丁寧に磨き上げられた「スギコダマ」と呼ばれる大きな卵のような形をした木のおもちゃは、お子さんが好きなように見立てて遊べるようになっています。
お子さんの年齢によってお勧めの美術館の楽しみ方がホームページに載っていますので参考にされるといいと思います。
また、グッド・トイと呼ばれる選び抜かれたおもちゃも展示されており、実際に手にとって遊ぶこともできます。木のおもちゃに囲まれて遊ぶ体験は、普段なかなかできない貴重なものとなるでしょう。
おもちゃを通してわかること
子供達にとっておもちゃの存在は、毎日遊ぶ身近なものです。おもちゃを通して発見があったり、お友達と交流したりケンカをしたりと子供の日々の発見や成長の大切なツールといえます。大人になるとおもちゃで遊ぶということは日常の中で行われなくなります。
しかし、おもちゃで小さい頃遊んだ経験や思い出はしっかり残っています。おもちゃ博物館にいくと大人でも子供の頃に戻ったようにわくわくした気持ちになるでしょう。子供といろいろなおもちゃに触れることによって遊ぶ楽しさや発見することの面白さを大人も再確認します。
子供のほうがおもちゃの理解がすばやいこともあり大人たちはすっかり柔軟性を失ったことに気がつくかもしれません。おもちゃは複数の人数で遊ぶ場合は他の人とのコミュニケーションを学びます。そして、1人で静かに組み立てる時は集中力を養います。
創造力の素晴らしさを楽しみながら教えてくれるのがおもちゃ美術館です。大人も子供も楽しめる貴重な遊び場に是非1度足を運んでみてください。
まとめ
他の遊び場とは一味違う。1度は訪れたい東京おもちゃ美術館
人の手でしっかりサポートされている美術館
お家ではなかなか体験できないスケールの大きさ
おもちゃを通してわかること