かつて お手伝いさん とは昭和の富豪の家にしかいなかった日本ですが、東南アジアから家事代行サービスとしてお手伝いさんが訪日し始めています。馴染みの薄いお手伝いさんを子育てに上手に活用して、子供と楽しい毎日を過ごしてください。
馴染みの薄いお手伝いさんを子育てに活用しよう
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お手伝いさんの入国許可理由は日本の労働力不足
国は近年、家事代行サービスという職種に特別ビザの発行を許可し、日本語や仕事内容を勉強したお手伝いさんがフィリピンやベトナムから入国できるようになりました。
入国許可の理由は、日本の高齢化により一人暮らし老人や老夫婦世帯が家事を思うようにできなくなっていることと、人口減少による労働力不足から女性や主婦が社会に出て働くようになったことで、家事という負担を解消させたい需要が増えているからです。
「お手伝いさん」というと馴染みがなく、住み込みで雇わなくてはならないイメージが強いですが、実際は「家事代行サービス」といって1日数時間、週数回などとニーズに合わせたサービスが提供されており、日本人も外国人もその職種に従事しており、最近は身近な職業になりつつあります。
お手伝いさんの仕事は家事代行や子供の面倒
お手伝いさんは、住み込み、通い、そして時間に応じて、というような3パターンからの選択が一般的です。他人と同居する習慣のない日本では、時間に応じて来てもらうお手伝いさんの需要が高いようです。
お手伝いさんが担う仕事とは、共働き家庭や子育て家庭に嬉しい家事全般と子供の面倒を見ることです。共働きで子育ても真っ最中の家庭では、家事をせずして子供と遊ぶことは難しいため、どうしても子供とゆっくり遊ぶ時間はほとんど取れない状況になっています。
しかしながら家事全般をお手伝いさんに全て任せることで、余裕を持って子供と遊んだり勉強を見てあげたり出かけたりすることができるのです。家事全般とは、炊事掃除洗濯だけでなく、洗濯物をたたんで片付けることやゴミ出しなど身の回りの雑務まで含みます。
これらにかかっていた時間が全て子供との時間や家族との団らんに使えるのですから、お手伝いさんは活用するべきです。
優秀なお手伝いさんが来るかどうかは相性と運
会社として家事代行サービスを運営しているといっても、お手伝いさん個人の気質や性格は同じサービスレベルにするのは難しく、それぞれ多少異なります。
きめ細かい性格のお手伝いさんであれば家事を完璧にこなしてくれる上、子供のしつけや栄養まで気にかけてくれるかもしれませんが、大らかな性格のお手伝いさんですと、お願いした家事が満足できない状態で完了とされてしまうかもしれません。
子供に冷たかったり、家具を傷つけてしまうようなお手伝いさんもいないわけではありません。
その場合は依頼している企業へ状況を伝え、お手伝いさんを即変更してもらうことも可能ですが、自分が優秀だと思えるお手伝いさんが来るかどうかは、運次第ということになるようです。
一方で気に入ったお手伝いさんを見つけることができれば、毎回同じ人を指名すればいつも満足できるというわけです。
お手伝いさんを活用すれば自分の時間も作れる
お手伝いさんに家事全般をお任せし、子供との時間を大切にすることもいいのですが、たまには自分の時間、または自分とパートナーとの時間を作ることも大切です。
共働き家庭であれば、いくらお手伝いさんにお願いしたとしても仕事と子育ての毎日にストレスが溜まる時もあるかもしれません。
お手伝いさんは留守中の子供の面倒を見ることも可能ですから、子供をお手伝いさんに預けて、たまには見たかった映画を一人で鑑賞しに行くことも必要ですし、記念日にはパートナーと素敵な夕食を食べに出かけることも大切です。
お手伝いさんは子育ての時間のためだけでなく、家族がゆとりを持って幸せであり続けるためにも活用してよいのです。
お手伝いさんに子供を任せっぱなしはよくない
お手伝いさんが家事全般と子供の面倒を見てくれるといっても、子育てを任せっぱなしにすることはよくないです。
子供の心と向き合えるのはやはり両親なのですから、お手伝いさんには子供がこぼして汚した床を綺麗にしてもらうなど、子供の身の回りをお世話してもらう程度にするのが望ましいです。
気の利くお手伝いさんであればあるほどなんでもお願いできてしまい、お手伝いさんと家庭とのボーダーラインが曖昧になりがちです。お手伝いさんをお願いする際には自分の中での一線を決めておくことをおすすめします。
まとめ
馴染みの薄いお手伝いさんを子育てに活用しよう
お手伝いさんの入国許可理由は日本の労働力不足
お手伝いさんの仕事は家事代行や子供の面倒
優秀なお手伝いさんが来るかどうかは相性と運
お手伝いさんを活用すれば自分の時間も作れる
お手伝いさんに子供を任せっぱなしはよくない