離乳食 で ブロッコリー は苦みもなく、食べやすい食材です。ブロッコリーには、風邪予防に効果的な「ビタミン」や「ミネラル」などの栄養素が豊富で、離乳食にはオススメです。
離乳食でブロッコリーが食べられる時期と月齢別の調理方法をご紹介します。
ブロッコリで離乳食 ~はじめてのブロッコリーデビュー~
ブロッコリーに含まれる栄養素
ブロッコリーには、ビタミンA、B、C、Eを含んでおり、特にビタミンAはレモンの2倍と、とても多く含んでいます。
ビタミンCは、免疫力を高め、肌にも良い栄養素です。
また、ビタミン Aは赤ちゃんの骨や体の成長には不可欠な栄養素です。
さらに、脳や神経をつくる「葉酸」や「鉄分」といった発育に必要な栄養素も豊富に含まれています。
ブロッコリーの開始時期
ブロッコリーが離乳食で使用できるようになるのは、5・6ヶ月の離乳食初期といわれるころからです。
穂先の部分はやわらかく、食べやすいので、野菜嫌いという子供でも食べやすい緑黄色野菜ではないでしょうか。
また、穂先の部分だけをおかゆやスープに散らせば、彩りもキレイになり、食べることが楽しくなる1つの要素にもなるのではないでしょうか。
離乳食で使える部分
ブロッコリーは、房の部分を食べる野菜ですが、離乳食では軸の部分は入れずに、やわらかい「穂先」のみを使うのが基本です。
しかし、月例によっては、軸の部分も皮をむいて使用することができます。
ブロッコリーは鮮度が落ちやすい野菜のため、鮮度が良い状態で調理をして、フリージングを活用するのがオススメです。
月齢別の下ごしらえ
ブロコリーをやわらかくゆでてから、房をそぎ切りにすると、簡単に細かくすることができます。
5・6ヶ月の離乳食初期の場合
このころは、そぎ切りにした穂先の部分をさらに「すりつぶして」使用します。すりつぶしながら、野菜スープなどでなめらかにのばすとより、食べやすくなります。
また、粉ミルクを用いて、ポタージュのように仕上げると、馴染みのあるミルク味で食べやすくなるでしょう。
7・8ヶ月の離乳食中期の場合
このころは、そぎ切りにした穂先を小さく刻んで使用します。粒が食べにくそうなときは、片栗粉などでとろみをつけると、食べやすくなるでしょう。
片栗粉の味が苦手という子供には、ごはん粒をつぶして使用したり、おろしたジャガイモを使用すると、片栗粉を用いずにとろみをつけることができます。
その他にも麩や高野豆腐、赤ちゃん用のおせんべえなどでも代用が可能です。
だし汁や野菜スープなどにこの時期から食べられるようになる「鶏ササミ」を入れると、栄養満点で食も進みやすいオススメなレシピです。
9・10・11か月の離乳食後期の場合
このころは、少しずつ軸の部分もやわらかくゆでて、使用できるようになります。
軸の部分の硬さが気になるようであれば、穂先と軸を分けて調理することをオススメします。
軸は念入りにゆでてやわらかくしてから使用し、穂先部分は仕上げに散らすように使用すると、料理の彩りもよくなるでしょう。
1歳ころから1歳6ヶ月このろ場合
このころになると、大人と同様に房を1口大に切りわけて、使用します。
かつお節をかけて、少ししょうゆなどで味付けをすると、食べやすくなるでしょう。
離乳食の進め方
子供によって、離乳食の進め方のスピードはそれぞれです。周りの子供の話や、本などの情報はあくまで目安なので、参考程度に用いるようにしてください。
判断が難しくはなってしまいますが、毎食ごとにしっかりと子供の様子を見ながら、少しずつ大きさや硬さを変化させて、進めるようにしてください。
まとめ
ブロッコリで離乳食 ~はじめてのブロッコリーデビュー~
ブロッコリーに含まれる栄養素
ブロッコリーの開始時期
離乳食で使える部分
月齢別の下ごしらえ
離乳食の進め方