離乳食 中期では ひじが おすすめな食材のひとつです。ひじきは昔から日本人が好んで食べてきた食材の1つです。
ひじきといえばひじきの煮物ですが、他にも炊き込みご飯やハンバーグに混ぜてみたりと、ひじきが味を主張しないのでいろいろな使い方ができます。
乾燥ひじきであれば長期間の保存が出来るので、1袋ストックしておくと離乳食でもとても便利です。
ひじきで離乳食 ~ひじきモグモグ 栄養満点の離乳食~
実はひじきってスゴイ!
ひじきは海藻の一種で、海藻の中でも栄養価がとても高いです。
カルシウムが牛乳の12倍、食物繊維がごぼうの7倍、鉄分はレバーの6倍、他にもミネラルやビタミンを含み、なおかつ低カロリーな食材です。
赤ちゃんの離乳食に使い栄養を補うのはもちろん、家族の食事にも取り入れて一緒に食べてください。美肌効果や、貧血防止効果もあり、育児に忙しいママさんにも嬉しい食材です。
離乳食に使うには
ひじきは離乳食中期から食べられます。そのまま与えるのではなく、柔らかく茹でてすりつぶす、離乳食後期以降は細かく刻みます。
また、ひじきには乾物と生の2種類がありますが使いやすい方を選んでください。離乳食で使うときは口当たりのよい「芽ひじき」を選ぶのがおススメです。
近年、ひじきに含まれるヒ素が危ないと問題になっています。大量にあげすぎないこと、ヒ素は水に溶けやすいので下ごしらえの時によく水で洗うことの2点に気をつけましょう。
ひじきの離乳食レシピ
ひじきリゾット(離乳食中期)
材料
7倍がゆ大さじ2、乾燥ひじき小さじ3分の1、野菜スープ大さじ1
- 乾燥ひじきを水で柔らかくなるまで戻し、すりつぶす
- 鍋にひじきと野菜スープを入れて煮込む
- 7倍がゆを加えて混ぜる
ひじき入りミートボール(離乳食後期)
材料
合いびき肉小さじ2、乾燥ひじき小さじ3分の1、玉ねぎ1センチ、溶き卵小さじ2分の1、しょうゆ少量
- 乾燥ひじきを水で柔らかくなるまで戻し、細かく刻む
- 玉ねぎはみじん切りにする
- ボウルにひじきと玉ねぎ、合いびき肉、溶き卵、しょうゆを入れてよく練る
- 一口大のお団子に丸めたら、耐熱皿に並べラップをかけずにレンジで(600W40秒)チンする
ひじき入り卵焼き(離乳食完了期)
材料
ひじきの煮物大さじ1、卵1個
- ひじきの煮物は茶こしに入れサッと水で洗い、味を薄くする
- ひじきの煮物を細かく刻む
- 卵を割りひじきの煮物を入れかき混ぜる
- 卵焼きを作る
離乳食後期頃になると、家族用にひじきの煮物を作って常備しておくと便利です。ひじきの煮物を使い少しアレンジすることで美味しくて時短の離乳食ができます。
ただし、ひじきの煮物自体の味が濃いので、味を薄める必要があります。ミートボールや卵焼きは、つかみ食べの練習にもなるのでぜひ作ってみてください。
ひじきの保存方法
水で戻したひじきや、生ひじきは冷凍保存がおススメです。
よく水を切り、フリーザーパックに入れ平らにしてから、冷凍庫へ入れます。ひじきの煮物を小分けにし冷凍することもできます。
使うときはレンジで解凍や自然解凍、またはそのまま鍋へ入れることもできます。
ひじきでアレルギー?
近年は食物アレルギーをもつ子供は増えています。ひじき自体にアレルギーはなくとも、カニやエビの幼生が付着して反応した可能性があります。
また、買ってきたひじきの煮物の原材料に卵が含まれていて反応した事例もあります。
アレルギー反応で一番怖いのはアナフィラキシーショックです。症状は人によって様々ですが最悪は死に至ります。
離乳食に新しい食材を使うときの基本として、赤ちゃんに与える時はまずは少量から始めることが大切です。
どの食材でアレルギー反応が出るのか特定できない場合は、病院で血液検査をする必要があります。
まとめ
ひじきで離乳食 ~ひじきモグモグ 栄養満点の離乳食~
実はひじきってスゴイ!
離乳食に使うには
ひじきの離乳食レシピ
ひじきの保存方法
ひじきでアレルギー?