離乳食 中期の7・8カ月頃になると ホワイトソース を使っての食事を与えることができます。一見難しそうに思われがちですが、小麦粉・牛乳・バターの3種類だけで手軽に準備できます。
どの食材とも相性がよいので赤ちゃんの離乳食の幅が一層広がり、ママの楽しみも増えることでしょう。
おいしいホワイトソースで ほっこり うれしい 離乳食
ホワイトソースはいつから食べられる?
基本的なホワイトソースの材料は小麦粉・牛乳・バターです。小麦粉と牛乳はアレルギー を起こす可能性がありますので、まず小麦粉であればパンやうどん、牛乳ではミルクやヨーグルトなどの乳製品が大丈夫な赤ちゃんでしたら問題なく与えることができます。
時期としては離乳食中期の7・8カ月からはじめてみましょう。牛乳は少量を加熱して使うのであればこの頃の赤ちゃんから料理に使用することができます。また粉ミルクやフォローアップミルクが少しだけ余ってしまった場合にはその残りを使ってホワイトソースを作ってあげることもできます。
市販品として売っている缶のホワイトソース、クリームシチューの素などは塩分が高く味も濃いので、大人用の既製品の使用は1歳過ぎ、離乳食完了期からとしてください。また、バターにおいても離乳食後期までは無塩バターを使用し、塩分を減らすことをお勧めします。
主食の なにとでも相性よしのホワイトソース
本当に なにとでも相性よく食べることができるのが、このホワイトソースです。ごはん、パンはもちろんのこと うどんやパスタ、マカロニもやわらかく煮て与えることができます。
麺類であればハサミで小さく切ってあげて赤ちゃんの食べやすい形にしてあげてください。離乳食も中期を過ぎると食材を潰す必要も少なくなり、よく煮たものをハサミでカットすることで食べることができますのでキッチンバサミが役に立ちます。
また、赤ちゃん用のホワイトソースも瓶詰めのもの、粉末のものと種類豊富に出ていますのでママの調理時間の短縮や、簡単な味付けをするのに便利です。離乳食中の赤ちゃんがいる家庭には常備しておきたいものです。
簡単 基本のホワイトソース
ここでは基本のホワイトソースのレシピをご紹介します。無塩バターを使用して作りますので、赤ちゃんの はじめてのホワイトソースとして使用することができます。
材料
- 牛乳(300cc)・小麦粉(大さじ2)・無塩バター(大さじ2)
まず鍋に牛乳と小麦粉を入れて火をかけずによくまぜます。完全に混ざり合ったら無塩バターを加え中火にかけます。このときよくまぜてください。とろみがついてきたら弱火に落とし、好みの固さまで仕上げます。
たったこれだけでホワイトソースができてしまうのです。冷凍保存はもちろんのこと、コンソメなどの味付けを足せば大人用にも使えるのでとっても便利です。
こんなものとの組み合わせも
ホワイトソースと聞くと、シチュー・グラタン・ドリア・リゾットなどがまず浮かびます。野菜であれば、ほうれん草・人参・じゃがいも・玉ねぎ など、たんぱく質であれば鶏肉・シーチキンが相性よく調理できます。
ですが今回 お勧めしたいのがなんと「お豆腐」です。まだ嚙む力の弱い赤ちゃんが食べやすいことはもちろんのこと、植物性たんぱく質ですので栄養価も高く冷蔵庫に常備しておきたいものです。
離乳食中期であれば お豆腐をつぶし、水気を切ってあたたかいホワイトソースと野菜をまぜて与えてあげると のど越しもよく食べやすいでしょう。
また離乳食後期であればグラタンの具として与えてあげることができます。この頃からはホワイトソースと相性のよいチーズも食べることができます。
洋食の定番であるホワイトソースですが離乳食用の取りわけをすることで、パパやママとも同じメニューを食べられるようになり 家族での食卓の時間が一層楽しいものとなります。
まとめ
おいしいホワイトソースで ほっこり うれしい 離乳食
ホワイトソースはいつから食べられる?
主食の なにとでも相性よしのホワイトソース
簡単 基本のホワイトソース
こんなものとの組み合わせも